みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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歴史のかけら

2020-10-07 | 旧市街

長い歴史をもつ都市は、地上のみならず地下にも歴史が残されています。
ウィーンも例外ではありません。先史時代の集落を別にしても、古代ローマ時代にはヴィンドボナという都市がありました。


古代ローマ時代のものではありませんが、地下鉄U3路線シュトゥーベントーア駅から地上へ出る部分には古い城壁が残されています。





まるでモダンアートのようですが、古い城壁の上に新しいレンガで補充したのでしょう。


産業革命で戦争が「工業化」される以前、戦争は都市以外の開けた土地を戦場としていました(モハーチの戦い関ヶ原の戦いワーテルローの戦いなど)。
そうした時代の都市は城塞としての役割もあり、万一戦火が及んだ場合のため、城壁で囲まれていました。
日本でも江戸時代には江戸城三十六見附がありました。
ウィーンの場合も、堅牢な城壁で囲まれ、数々の城門が設けられていました。シュトゥーベントーアも、そのひとつで、下の絵画が1853年頃のシュトゥーベントーアの様子を伝えています。
(トーアは門で、あえて訳せば「シュトゥーベン門」)





上の絵画が制作された1853年にはフランツ・ヨーゼフ皇帝暗殺未遂事件があり、これを契機に城壁が撤去され、名高いリンク大通りが誕生しました。ウィーン改造



      


実写版マスク猫さん



ヨーロッパでもCovid-19パンデミックの第2波を迎えています。オーストリアでも政府関係者数人の感染が確認されました。閣僚の感染者はまだいませんが、要注意状態になっています。
春の第1波で最も感染数・死亡数の多かったイタリア・スペインも第2波が始まっていますが、かなり抑制効果の出ているイタリアに対し、スペインでは感染数も死亡数も急上昇しているようです。

とにかく、用心しつつ普通に過ごしましょう