今回は「下手の考え(馬鹿の考え)休むに似たり」そのものの無駄な話です
従ってカピバラの親子は、全くの賑やかしで、以下の無駄話とは無関係です
その1)プーチンの不安を取り除く方法(は無い)
「特殊作戦」と称する侵略戦争を始めたプーチンの言い分は「NATOがどんどん拡大して、ロシアの脅威となっている」ということですが、それならいっそロシア連邦もNATOに加盟しちゃえば?と言いたくなりますが・・・
万一そんなことが起こったら中国は、どう反応するでしょう
いや、それより「
北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organization)の北大西洋とはどこか?」という問題がありますね。しかし元々、北大西洋とは無関係なトルコ、ギリシャ、イタリアなども長年の加盟国ですし、近年新規加盟国は北大西洋から遠く離れています。「ユーラシア条約機構」にすると中国も加盟すべきで、反面アメリカが圏外になりますから、「北半球条約機構」ですかね?
これは、ほぼ100%不可能です
今の
欧州連合さえ、ロシアの侵略戦争に対する制裁措置について内輪もめが続いて足並みが揃いません。合意できるとなると、ほぼ無意味な内容になっています。国際連合も同様です。従って「北半球条約機構」内部での内輪もめが始まるに決まっています。
その2)世界連邦はどうか?というと・・・
日本語Wikiの世界連邦運動冒頭に「
国際連合には戦争抑止力低い」とありますが、これは「
国際連盟」の書き違いだと思います。
あるいは、世界連邦発起人の学者・文化人が先見の明があり、これから設立される国際連合も無力と考えていたのかも知れません。
世界連邦運動というのは、第二次世界大戦末期から発想されたようで、1946年発足以降、今日まで持続しています。逆に言うと「いまだに実現していない」わけです。
国連加盟国は現在193ヵ国ですが、これら全ての国が1国にまとまるのは不可能でしょう。
万一「世界連邦」が成立したら、連邦内の内輪もめが始まり、国内戦争と名を変えただけの国際戦争になるでしょう
つまり理想の実現は不可能ですが、理想を掲げ続けることは大切だと思います