シロヒトリという蛾、どなたも御存知ですよね
↓この写真のお方
実は私、この蛾の存在を知ったときからずーっと「しろひ・とり」と区切り、何だか分からないけど「しろひ」というものを取る(捕る?)蛾なんだと思い込んでいました。
ところが漸く最近になって「しろ・ひとり」と区切るいう重大な発見をしました(遅すぎる)
しかもヒトリガという蛾のグループがあるそうで・・・「一人蛾」とは何と優雅なと感動。上の写真の蛾さんは「白い一人」の名前に相応しい楚々とした雰囲気です
と、ところが更に驚くべきことに
ヒトリガというのは「一人蛾」ではなく、火取蛾、燈取蛾、灯取蛾、火盗蛾、灯盗蛾などと書き、強い走光性を持つ蛾だという科学的真実に、漸く数日前に辿り着いたのであります
下の写真もヒトリガの一種
「飛んで火にいる夏の虫」の中心キャラクターが火取蛾だったのですね
以前の区切り違い:六部手
きれいなサクラですが、毎年頭痛の種が葉ばかりになった5月煮行われるアメリカシロヒトリの駆除です。
「街中では殺虫剤を使わないこと」という農水省の通知があるのですが、けっこう業者も住民もパッパカ噴霧しちゃって洗濯物に付いたり鼻から吸ったりでトラブルに…
そこで、環境省が冊子「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル」を作り、物理的・生物的防除方法を虫ごとに解説。
神奈川県では年1回業者の講習会で周知しています。
この8・9pがアメリカシロヒトリです。
私も、ipadにDLして、虫の図鑑にもなるこのマニュアルで虫の名まえを特定しています。
ググると、すぐ出て来ますよ
<ののちゃんより>
確か太平洋戦争後のアメリカ軍占領時代、アメリカ軍への軍需物資とともに日本へ「乱入」してきたのですね。アメリカシロヒトリが意図して日本へ侵略していたわけではないですが、やっぱり被害甚大ですよね。でも、安易な解決策を講じると更に別の被害が誘発され・・・
プラスチックによる便利な日用品の数々が氾濫し、気付いてみれば海洋などの環境汚染が深刻化するなど、これからも多くの問題が顕在化していくことでしょう。
より良い進路と打開策が見いだされることを祈りましょう。