みみずのしゃっくり

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今年の鳥

2016-08-20 | おきにいり

この間、自然史博物館NHMに行ったとき「今年の鳥」が紹介されていました


ゴシキヒワ


もちろん、初めて見る鳥だったので、ショーケースにあるStieglitzをググって日本語名にたどり着きました(英語はGoldfinch)。
オーストリアの自然保護団体と野鳥保護団体が毎年「今年の鳥」を選んで紹介しているようです。

日本語ウィキでは保全状況LCとなっていますが、あらゆる野生の動植物同様、ゴシキヒワも人間による自然破壊の被害を受けています。
年間を通じて種子を食料とするので、草、潅木、木々の豊富な自然がなくなると生きていけません。
このため、オーストリアの自然保護団体と野鳥保護団体が「今年の鳥」に選んだということです。

アザミの種子を好んで食べるためDistelfink(アザミヒワ)という別名があります。
アザミにトゲがあるため、茨の冠への連想からキリスト受難のシンボルとなり、またキリストそのもののシンボルとなっていて、美術作品や文学作品にも登場します。日本語ウィキでも言及されていますが、美術作品は英語ウィキドイツ語ウィキで見られます。

綺麗な鳥なので、飼い鳥にする人もありますが、野生のゴシキヒワを捕獲するのは法律で禁止されており、専門の繁殖業者からのみ入手できます。飼育する場合は事前に基礎知識を身につける必要があります。手乗りにもなるようです。(出典ドイツ語ウィキ)

さえずるゴシキヒワ




アザミの種子を食べるゴシキヒワ



この動画はオランダ語です。綴りが似ているのでYouTube検索で見つけました。


以前のNHM記事
女帝のお膝犬
ちょびっとニャン
恐竜の家外側
地質美女
恐竜の部屋





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2 コメント

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Unknown (めんまねえちゃん)
2016-08-21 00:18:26
美しくてかわいらしい鳥ですね。
自然史博物館で今年の鳥、っていうのを決めてるなんてぜんぜん
知りませんでした。そりゃそうですよね(笑)。
日本の博物館(上野)で決めてたとしても知らないですもの。
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めんまねえちゃんさん (ななみみず)
2016-08-23 05:41:12
博物館では紹介してあっただけで
選んだのは自然保護団体と野鳥保護団体です。
それは別として・・・
自然界には本当に美しい愛らしい方々が沢山
それなのに、毎年沢山絶滅しつつあるんですよね
もう、これから減らないでほしいですね
返信する

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