この間、自然史博物館NHMに行ったとき「今年の鳥」が紹介されていました
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ゴシキヒワ
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もちろん、初めて見る鳥だったので、ショーケースにあるStieglitzをググって日本語名にたどり着きました(英語はGoldfinch)。
オーストリアの自然保護団体と野鳥保護団体が毎年「今年の鳥」を選んで紹介しているようです。
日本語ウィキでは保全状況LCとなっていますが、あらゆる野生の動植物同様、ゴシキヒワも人間による自然破壊の被害を受けています。
年間を通じて種子を食料とするので、草、潅木、木々の豊富な自然がなくなると生きていけません。
このため、オーストリアの自然保護団体と野鳥保護団体が「今年の鳥」に選んだということです。
アザミの種子を好んで食べるためDistelfink(アザミヒワ)という別名があります。
アザミにトゲがあるため、茨の冠への連想からキリスト受難のシンボルとなり、またキリストそのもののシンボルとなっていて、美術作品や文学作品にも登場します。日本語ウィキでも言及されていますが、美術作品は英語ウィキやドイツ語ウィキで見られます。
綺麗な鳥なので、飼い鳥にする人もありますが、野生のゴシキヒワを捕獲するのは法律で禁止されており、専門の繁殖業者からのみ入手できます。飼育する場合は事前に基礎知識を身につける必要があります。手乗りにもなるようです。(出典ドイツ語ウィキ)
さえずるゴシキヒワ
アザミの種子を食べるゴシキヒワ
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以前のNHM記事
女帝のお膝犬
ちょびっとニャン
恐竜の家外側
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恐竜の部屋
自然史博物館で今年の鳥、っていうのを決めてるなんてぜんぜん
知りませんでした。そりゃそうですよね(笑)。
日本の博物館(上野)で決めてたとしても知らないですもの。
選んだのは自然保護団体と野鳥保護団体です。
それは別として・・・
自然界には本当に美しい愛らしい方々が沢山
それなのに、毎年沢山絶滅しつつあるんですよね
もう、これから減らないでほしいですね