ウィーン大学の講義では、教授が学生に向かって呼びかけるとき
「Meine Damen und Herren(マイネ・ダーメン・ウント・ヘレン)」と言います。
つまり「レディス・アンド・ジェントルメン」ですね。
「Liebe Kollegen(リーベ・コレーゲン)」という呼びかけもありました(親愛なる同僚の皆さん)。
(ドイツ語圏の他の大学は知りませんが・・・似たようなものかと思いますが・・・)
つまり、学生は大人あるいは同僚扱いなのです。これに慣れていて、ある年、シエナでイタリア語の1ヵ月集中コースを受講しました。
相変わらず超下手な落書き、先生の頭のイタリア国旗の赤と緑の位置が逆でした
クラスの先生は「べらんめい」調の女の先生で、「Ragazzi, capiti(ラガッツィ、カピーティ)」と呼びかけます。
つまり「皆さん、分かりましたか?」です。
親しみを込めた「親称」なのですが、「レディス・アンド・ジェントルメン」に慣れていた私には
「ガキども、分かったか!?」
と聞こえてなりませんでした
日本の大学では、どうかと言うと・・・まあ「諸君」とか「皆さん」でしょうね。或いは「君たち」「あなたたち」かな
以前のシエナ記事
オカとオコ
中世の亡霊
その他略
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