ここはどこでしょう?
また例によってNZZ(新チューリヒ新聞)の記事です(11月23日付け)
記事全体のピンボケ写真
ボケボケですが、古めかしい石畳の上に2頭立ての馬車が2台・・・
タイトルは「読む、夢見る、旅する」
サブタイトルは・・・
「ゲオルク・クライスラーとウィーン:ウィーン風のブラックユーモア*を込めた皮肉タップリの愛の告白」
*注:ウィーンは「死」を語るのが大好きな街で、「死神はウィーン子に違いない」という言葉があり、また「葬儀博物館」もあります。
つまり、この写真はウィーン旧市街の中心にあるシュテファン寺院の塔から見下ろしたシュテファン広場の一角です。
と言っても、直接ウィーンの紹介ではなく、ゲオルク・クライスラーの著書「世界で唯一私の生まれた街ウィーン」の新装版が出版されたという記事です。ま、つまるところは「この本を読んで、あれこれ想像して、ウィーンへ旅行しましょう」という結論
(この本は目下ドイツ語版のみのようです)
このNZZ記事をアップしようとしていたところ、マーサーの今年度「世界生活環境調査」が発表されました。
今年もウィーンが4年連続「最も住み心地の良い街」第1位になりました。第2位はチューリヒです。1位2位の2都市は、この4年間同じだったはず。それより前にはチューリヒが第1位でウィーンが第2位だったと思います。要するに、この2都市は常にトップを争う「住み心地の良い街」なのです。
マーサー2012年世界生活環境調査の詳しい内容はこちら
マーサーの結果発表
9ヵ月前のアップなので昨年の調査結果と思いますが・・・
YouTubeに紹介されていた「住み心地の良い街トップ10」
(今年もほぼ同じです)
バグダードは、もう数年最下位に居座っています。本当はチグリス河畔の美しい都市のはずなのに・・・
これは明らかにイラク戦争後の政治的・社会的崩壊と、それによる社会不安のためです
ついでに・・・
トランスペアレンシー・インターナショナルというNGOがあります。世界各国の政界の汚職、政治と大企業の癒着などを摘発している国際的NGOです。この方の2012年度汚職度調査結果によれば、調査対象約170ヵ国のうち、ウィーンを首都とするオーストリアは、ちょっと成績が落ちて25位です
調査結果はこちら
世界地図の各国にマウスの矢印を乗せると、夫々の国の順位と点数が分かります
汚職度の少ないトップの国は100点満点の90点でデンマーク、フィンランド、ニュージーランド。
日本は74点で17位、ちょっとお点が甘くない?
オーストリアは69点。通信簿なら「もっと頑張りましょう」と書かれるところ
関係者も気になるらしく、ニュースでも取り沙汰されています
春から論議されていた動物愛護法改正。
私も夏ごろから時々結果を探していましたが、分かりやすいものが見つかりませんでした。
「ジュルのしっぽ」さんに「まとめ」が載っています。
既にご存知の方も多いと思いますが、私が発見したのが最近なので、念のためご紹介。
そして、新たなパブコメが募集されています。締め切りは12月12日
お時間のある方、パブコメに参加しましょう
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