先週は毎日歯医者通いに加えて35度前後の猛暑続き。
25日に抜糸して、26日に寒冷前線通過でやっと一息
西高東低と言っても気圧配置のことではありません。
オーストリア各地のレストランにおけるウィーナーシュニッツェルの値段比較です。
出典はこちら
地図もあります。10ユーロ以下、10ユーロ以上、12ユーロ以上、15ユーロ以上で色分けされています。
上の出典によれば、一番高いシュニッツェルはドルンビルンの16.65ユーロ(約2300円)、一番安いのはイエナースドルフの8.85ユーロ(約1220円)。
一般的な傾向としても、オーストリア西部はスイスに近い雰囲気で、つまり「ほぼ西欧」。東に行くほど「だんだん東欧」。
もちろんウィーンは島宇宙です(ウィーン以外のオーストリア人の多くは「ウィーンはオーストリアじゃない」と言います)。
ヨーロッパ全体で見ても、冷戦時代には「西高東低」が明確でした。
つまり、西に行くほど生活水準と物価が高く、東に行くほど物価が安いが生活水準も低いということでした。
その落差が顕著だったのは東欧開放直後で、西側の人間が例えばプラハのレストランに入ると、呆れるような安さだったのですが、その後は急速に旧東欧の西欧化が進みました。
歯医者に行ったのは7月初頭だったのですが、お医者さんが2週間のバカンスで、実際の治療は7月18日からになったのです。このお医者さんは8月いっぱい又バカンスです。
歯科というのは、医師や歯科技工士の上手下手の差が大きいと考えられる分野。上手な歯医者さんは患者さんが多いので待ち時間が長いというのが社会通念ですね。
しかしウィーンで、友達の紹介で最初に通院した歯医者さんは、腕が良いうえ待ち時間全く無しでした。この人は1日に治療する患者の数を限定しており、アポの日時に行くと待ち時間なしで、すぐ診療室へ通されました。残念ながら、この先生は引退してしまいました。日本でもオーストリアでも、後にも先にも、こんな歯医者さんは、この方だけです。
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