前回のギリシャ正教会の反対方向へとことこ歩いていきます
1)こんな風に見えます
右の建物外壁に描かれた赤い塔は、昔ここにあった塔付き城門
で、そこからシュテファン寺院に通じる直線の道が「赤い塔通り(ローテントゥルムシュトラーセ)」と呼ばれています。
2)左角の黄色い建物はどうでもいいのです
3)奥の殺風景な塔が実は歴史的建築
4)見上げたピンボケ2枚
5)殆ど注目されないのも当然で・・・
・・・とても殺風景
6)一応、市の史跡案内があります
以前にも紹介したコルンホイゼルが設計し晩年を過ごした住居塔。
(ちょっと自閉症気味だったかも)
以前のコルンホイゼル記事
修復前後
シナゴーグ
7)塔の下を左へ曲がると「道路またがり時計」があります
8)近づいたところ
これは時刻のはっきり分かる「裏側時計」です
9)時計の下のコワかわいい顔
生きて出てこられると嫌ですが、建物の装飾には面白い
10)アンカー時計の表側
この名前はアンカー保険会社の建物に造られたため
午後3時前なので、右へ消えようとしている人物はカール大帝のようです。
ユーゲントシュティルの傑作のひとつに数えられる時計ですが、歴史上の12人の人物が1時間ずつ左から右へ動いていく仕掛けで、正確な時刻は後に回らないと分かりません。初期のクリムトと共同制作もした画家フランツ・マッチュの設計で1914年に完成しました(既に第一次大戦中)。
毎日正午に12人の人物が、夫々に相応しい音楽と共に一回りするので、観光客が大勢集まります。
11)ホーヤーマルクトの広場
中央にある泉水は「婚礼の泉」と呼ばれ、ヨセフとマリアの婚礼を示す群像があります。レオポルトI世が出征中の息子ヨーゼフ(後のヨーゼフI世)が無事帰還したら建立すると神に祈願して建てられたものです。完成したのはレオポルトI世没後でした。
12)ペンションの入り口を飾る国旗の数々
上は右からイスラエル、不明、イタリア、オーストリア、アイルランド(?)
下は右からスイス、日本、ロシア(?)、欧州連合、アメリカ、スウェーデン、スペイン、背後にイギリス(?)
13)とことこ歩いていたらカフェの外席
ちょっと珍しいセット
14)旧市街の醍醐味は、こういう小路
でも、そのまま先へとことこ
15)次の小路
教会に見える突き当たりの建物の正体は今のところ分かりませんが、その下に張り付いたような小さな店舗は文化財保護に指定されています。そのうち記事にするかも・・・
16)旧市街の中心部に近づきました
17)フィアカーと呼ばれる観光馬車
今回の幾つかの項目は、ドイツ語ウィキにしかないか、英語ウィキも数行。それでなくてもリンクが多いので、そうした項目のリンクは付けませんでした。
あと1回続くのです でも乞無期待
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