秋めいてきて真夏に金生町生活に入ってすぐ手作りのサイドテーブルのカバーにしていた布が寒々しく感じ始めたので長年山小屋のカーテンとして使っていた布で作ることにした。
山小屋のカーテンは住まいのカーテンのお下がりを使っている。
今回立ち退きで壊した家で使っていたのを新しく使うと以前のが不要になる。
それで作ろうと思っていたが年2回私が帰省するときしか風が入らない状態の山小屋なので条件が悪く少しひっぱただけで縦糸が切れる。
丈夫なところを選んで縫い合わせ95センチと105センチの布を作った。
それでも裂けそうなところは少し強い横糸で補強した。
横糸を抜いて房にしようしても縦糸が切れて出来ないところは抜いた横糸で房を作った。
使っている内に縦糸が切れ穴が開いたら横糸で補強する。
数年後どんなカバーになっているか楽しみだ。
このカーテン地は50年前ぐらいの布だ。
うっすらと記憶の中に在る。
捨ててしまえばいいものの今日一日かかってやっと一枚のカバーにした。
数日前よりどんなデザインにしようと身近に置いて考えていたので実質は数日かかっている。
本当に自己満足だがどこにもないものが出来たとほくそ笑んでいる。
考えてみると今まで自己満足で生きてきた。
おかしなもので生きられる。
(写真はクリックすると大きくなります)