以前和服を数枚いただいていたがそのときは着る気もなく作品作りの素材としても興味がなかったので欲しい人はどうぞと声をかけたがもらってくれる人もないまましまっていたのを解く気になった。
右側に写っている紺がすりは去年の27回野草(イエツァオ)展でテープ状にカットしたのを細編みしたのと布を合わせてベストを作った。
今回開くクラフト展(イエツァオグループによる)では残り布を使い同じ手法で帽子を作ると布がなくなった。
まだ作りたいデザインがあるのに。
幸いアンサンブルだったので羽織がありそれを解いたがしつけがかかったままだった。
オレンジ色の着物もしつけはかかってなかったが汚れもなく着た気配はない。
総裏なので2枚解いて5種類の布ができた。
すべて手縫いで丁寧な仕上げだった。
一昔前は嫁入りしたくとして着ることがなくても着物を作りもって行く習慣があった。
解いた着物は絹織物で高価なものだったのだろう。
着物模様には独特のものがある。
きれいだけどそのまま使いたくなく紺がすりはカットして細編みして使った。
オレンジ色の布も一工夫したい。
ダイダイはおすそ分けだと妹のきんかんにもらった。
きんかんは柔らかい布と大めきの模様のきれいなパッチワークを合わせたベストを作りたいと言っている。
デザインができるように今いろんな布とにらめっこ中。
(写真はクリックすると大きくなります)