去年の12月に遊歩道を作ったときは落葉樹越しに日を浴びながら登ったが今は木陰の遊歩道になった。
落葉樹が多いのでとても表情の豊かな遊歩道だ。
遊歩道をほめてくれた妹のきんかんに木陰の遊歩道も見せたくて山小屋へ来たが私は山仕事できんかんは休養。
私は育ち始めた畑の野菜を支える支柱になる竹や木を採ったり草引き。
きんかんは私が読んで面白かったので貸し与えた”葬式をしない寺”の本を読みきった。
今までは子育てや仕事であまり本を読む習慣がなかったようだが貸し与えた本は速いスピードで読んでしまう。
きんかんは”いろんなことが書かれていてとても面白かったと”いっていたが私は著者であるお坊さんから葬式で成り立っていたようなお寺のあり方に家族葬や直葬、散骨などが執り行われるようになり先行きの不安をはっきり書かれていることに時代を感じた。
”千の風に乗って”がはやり始めたころより葬式に対する考え方が多様になってきたようだ。
山小屋のすぐ下にある早苗出池の上池(下池もある)の土手にはアザミがたくさん咲いていた。
早苗出の人たちによって時々草刈される土手には季節季節に野の花が咲く。
外来植物はあまり見かけず鵜島の花の小道を思い出す。
戦前の風景のようだ。
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