”誰が飾ったのですか”といわれて驚いた。
小さな石のくぼみに小さなヒメジオンの花が挿されている。
このお地蔵さんには2個飾られていた。
私達が西丸震哉記念館を出発して素材である野の花を採集しながら作業場の海ノ口庵へ着いてからは誰も来た人はいない。
居並ぶお地蔵さんの適材適所に小さなヒメジオンの花が輝いている。
誰もが感心しているのに犯人?がわからない。
無造作にこの写真を撮ったときはもうお地蔵さんたちはヒメジオンの花で飾れていたのに時間がなく忙しすぎて見落としていた。
忙しいとは心が亡くなると書くが見てるけど見えてない。
見えた人のおかげでいいものを見せていただいた。
誰かが犯人??を探し出してきたらやっぱし青島左門さんだった。
彼の原始感覚美術祭参加作品の”なまずみち”およびその周辺の景色も無理がなく自然体でやさしく美しい中にオドロキがあった。
左門さんは海ノ口庵のすぐそばにある公民館で原始感覚美術祭の受付をしていた合間に飾ったようだ。
野の花とお地蔵さんのパターンはよくあるが同じ組み合わせでこうまでドキッとさせられるのだ。
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