東京へ送る花材として使う野の花の採集に行ったわけだがたくさんの食材も採れた。
ミョウガはもう盛りは過ぎていたが日陰の斜面にははやばやときりりとしまった小ぶりのアキミョウガガ出ていた。
ヤマボウシの木の下ではいいタイミングで落っこちたばかしのオレンジ色のヤマボウシの実が拾えた。
仙龍寺にはもう何回も行っているにもかかわらず下の駐車場より登って左側にひっそりと階段があるのをはじめて見つけた。
右側の急な階段には遺跡もあり65番札所の三角寺へと続く道がある。
左側の道を登ると仙龍寺は谷間に建てられていたのがわかった。
すぐ下には水が流れ三角寺側は絶壁と言っていいほどの急斜面だった。
階段を登っていくと簡素なお墓があり階段は落ち葉の山道になった。
うれしいことにその落ち葉の中からイグチの類のキノコがたくさん出ている。
キノコ類はたくさんとってももらってくれる人がいないし絶対安全ですと言う自信もないので汁ものの具や和え物に使ったり酢につけて保存食にしたり干したりと採ったキノコは一人で処分するので忙しかった。
ヤマボウシの実は焼酎に漬けた。
どんな味になるのか楽しみだ。
野山に出ると本当にたくさんの自然の恵みをいただける。
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