キャンプ用テントを解くのに2日かかった。
シンプルなつくりに見えるがしっかりした糸で縫われ力のかかる部位には補強の素材が縫いこまれ折りこまれる部位には自然素材のひもが縫いこまれていたりととても丁寧な仕上げに作り手の気持ちが伝わってくるようで力も時間もかかる作業だったが心地よかった。
今はもう綿素材のテントは売られてないと思うがこのテントはしっかりと重い厚手の綿だ。
雨の幕営後は防水はされているものの濡れたテントは重かっただろう
30年以上前のものだ。
川之江山岳会よりいただいたが寄贈者の名前が書いてあったり土やこすれた汚れはあるがそれらもテントの歴史。
きれいな布では作れない何かを作る素材になればうれしい。
布は4メートル2枚、テント左右の三角部分の布、その他で10メートル分ほどはある。
ハトメやロープ類、補強に使われたナイロンなど。
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