12:30分発で切山遺跡保存会の真鍋潤さんの案内によるハイキングだ。
工事中の金見山林道の行き止まりが目的地。
もう20年近く工事は続いているがまだ予定の半分ほどしか進んでないそうだ。
3回程歩いたが毎年数百メートルしか道は伸びてなく資金不足のため来年は工事のめどが立ってないらしい。
低い山の工事中の林道歩きだがとても気に入っているハイキングコースだ。
広々としているが舗装してない道路は足にやさしい。
谷沿いにつけられた道路からの眺めは結構深い山の雰囲気で紅葉も美しい。
立派な断層もみられる。
行き止まりの終点。
なかなかみられない風景だ。
いつか工事が始まればこんな行き止まりからどんな具合に道が伸びていくのだろう。
地下の水脈が道路工事のため削られ現れていた。
表に流れとして表れてない地下の水脈はいたるところにあるのだろう。
日が傾き始めた一瞬、逆光で見る一株のススキ。
行き止まりの道路だが季節がら正月の松などを採りに入っている業者、地図にはまだ載ってないと思うがどこを走ってもいいのだろう2人ずれ。
業者は人に会うとは思ってなかったようでかなり大きな松を切り倒していたし2人ずれは行き止まりだと教えらると引き返した。
いろんな自然の表情や人間模様。
帰り道沿いにある副リーダーの家に立ち寄ると麹から本格的に作った甘酒をドライにし、湯を注ぐだけでおいしい甘酒になる飲み物を初めて飲ませていただいた。
飲み物の世界も次々と進化していく。
広い前庭の栗林が夕方の光で輝いて見えた。
4:30分ごろ夕日が雲間に沈んだ。
12:30分出発でほんの3時間。
いろんな体験ができたハイキングだった。