帰り道沿いにある暁雨館では”先哲と古典”の企画展が開かれている。
興味のある展覧会がよく開かれているが金生町からは少し遠い。
妹のきんかんは早々と見学したらしいが寄ってもらった。
暁雨館も木造建築だが少し前見た明治時代の建物である旧広瀬庭園とはかなり雰囲気が違う。
きんかんはお琴をもう一度見たいとまっすぐ飾られている部屋へ行った。
後で行って驚いた。
一本だけ弦が貼られたこじんまりとした琴が飾られている。
一弦琴だそうな。
頼りげないが楽器には威厳がありそれなりの音がかもしだされるのだろう。
並びに二弦琴が飾られていた。
説明書きに遊興のために奏でるのでなく神様に捧げるために奏でると書かれていた。
神様は食べ物より音楽を好まれる気もする。
思わぬものを見て思わぬ空想ができた。
きんかんがもう一度見たいといった気持ちが分かった。
帰って早速ネットで演奏を聞いてみた。