この底のない花器はまず最初にとりかかったがどうしても先に進めず断念。
何もしなくて時間をおくことは創作には大事なことだ。
次の日には少しずつ作業も進んだ。
上から見たところ。
底がないのはありがたいことで落としに水を入れて置き伏せれば花器になりナンテンの二又やツルがいい花止めになる。
ひっくり返した場合。
側面ツツジの小枝を縫いこんだ。
今回は椿やトチノ実を縫いこむことにした。
本当はヒマラヤスギの実を縫いこんでいたが思わぬアクシデント発生。
だいたい仕上がったのでスプレーしてナイロン袋に入れ、持ち帰ったところ可愛かった実が小石状態になっている。
松ぽっくり類は水分を含むと閉じることを忘れていた。
実を縫いこむ作業は手間もかかり神経も使うのに本当にがっかり。
気を取り直して椿の実を組み込んだ。
可愛いヒマラヤスギの実と小石状態になった実。
高さ15センチ 巾18センチ。