”下の下”でたんぼの緑やピンクのネムの花、自然に帰りつつある小川を楽しんで山間の道を走ると下川に出た。
山間の静かなだと思っていたら突如みかん畑に高速道路。
すごい!!。
もうチョット進むともっとすごい!!
香川県と徳島県へ行く分岐点のようだが威圧感のあるコンクリート柱が樹立している。
その間にたよりなげに人家がポツリポツリと点在していた。
以前は緑豊かな静かな村だっただろう。
すごいとは思うけどやっぱしコンクリートは目に痛い。
村人はこの高速道路を走ることは少ないと思う。
私のバイクは高速道路を走れない。
今日は参議院選挙の日で今開票真っ只中。
やっと政権政党になった民主党が過半数割れとか・・
どちらに転んでも力の強い人達主導の政治は変わらないだろう。
簡単に言えば早い便利が良いというのか・・
東京より金生町に帰るにつき8泊して高速を走れない125cバイクで帰ってきたが数時間で帰れる交通手段では味わえない感激や思い出、作品作りにつながる発見や伯方島を走っているときには”ここで式根島に変わって野外教室を開きたい”との思いも生まれた。
数時間で帰れる交通機関を選んでいたら何も生まれなかった。
ありがたいことに金生町生活を始めて2年も経たないのに野草(イエツァオ)伯方島教室は2回も開くことが出来た。
それに元畑が大木まで生えていた状態だったのを開墾してうまく出来ない野菜も多いが勝手に生える野菜もありほとんどの野菜は自給している。
草引きや種まきと時間はかかるが芽ぶきをはじめ生長や収穫の喜びははかりしれない。
好きなもの同士では畑の話だけで時間がたってしまう。
もうナスやピーマン、トウモロコシ、スイカまでいただいた。
私の畑ではいただいたのを全部植わっているがまだなってない。
それら夏野菜は梅雨があけてなってくれるはずだ。
今の野菜は昔の野菜の半分の栄養価だと言われている。
それでもほとんどの人は促成栽培された野菜を喜ぶ。
高速道路を走れないバイクで満足だし畑で季節の野菜を作れる生活が最高だと思っている。
そういう仲間が回りにいるのがとてもありがたい。
政権政党がどっちになろうが自分の感覚を大事に生活したい。
(写真はクリックすると大きくなります)