東の里の近くには昔から温泉の湧く美霧洞渓谷があり滝の淵には龍神神社ががあり弘法大師伝説もある。
このあたりには神社が沢山あるようだが大雨の為ほとんどは立ち寄れなかった。
今はみかど温泉や道の駅エピアみかどが出来、香川県側からも徳島県側からも気楽に温泉へ入りに来られるが昔は秘境の温泉だったと思う。
この温泉には平家の落人も密かに傷を癒しに入ったと言う伝説があるそうな。
わに祭参加の要請があったとき”どうなるのかな・・”と流れに任せていたら参加の方向になった。
私達のご先祖さまであるセイザエモンサンも平家の落人だ。
もしかしてこの秘境の温泉に入ったかも知れないと思うとなんとなく縁を感じてしまう。
ネットで送られてきた借りのチラシには”知られざる香川のパワースポットにて、作家達とお祭りをしよう”と書いてあった。
主催者は香川県人らしくこんぴらさんや弘法大師をイメージしての場所選びをしているようだ。
トップの写真は美霧洞渓谷にある夫婦岩に生える大ケヤキだ。
バックの濁流は滝に続く流れ。
夫婦岩に生える大ケヤキは上にある駐車場を覆っている。
龍神神社より駐車場までの間の道沿いにしめ縄が張られている場所があり真下に龍神神社があった。
車社会になるまではうっそうと木々に覆われた清らかな場所だっただろう。
わにの神様の金比羅大権現も廃仏毀釈でこんぴら境内より追い出された。
うつりかわる人間社会によって変わる神様(信仰)事情。
主催者は自分にとっての信仰とは・・なぞとも言っていたが。
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