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野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO27(海みタケノコ)

2011-06-13 16:43:25 | 野外教室

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4月に鵜島のこの海岸へ下調べに来た時珍しく大きな流木が流れ着いていた。

貝殻や流木や陶片は海岸であればどこでも流れ着いているわけではない。

そのてん式根島の青池は私達にとってはいろんな漂流物が手に入る宝の山のような場所だった。

この海岸では流木はあまり手に入らないので大きな流木を又海に流れ出ないように草の生えている場所まで運んでいたのが海が荒れることもなかったのかそのままあった。

その大きな流木を又海岸まで運んで立てることから作品作りは始まった。

短い流木さえ苦労して集めて立てタケノコの皮を巻きつけた。

"海タケノコ”

海岸にニョキッと立ったタケノコだと思うとなんとなく楽しくなる。

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栗の花

2011-06-12 21:12:19 | 日記・エッセイ・コラム

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今日はあいにくの雨だったが切山遺跡保存会の真鍋潤さんの案内によるハイキングは予定とは違ったコースで執り行われた。

しっとりと雨の中、滴る緑と一体になるような気分になった。

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芭蕉の句に”世の人の見付けぬ花や軒の栗”の句がありあまり華やかでない印象を受けるが今回は栗の花が目に付いた。

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満期の栗の木。

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3時間ほど雨の中を散策した後重要文化財の真鍋家に立ち寄り炉辺の火で温まった。

雨でしっとり濡れた木で潤さんは魔法のように火をおこす。

火を囲みながら一時間ほど談笑し雨の中帰ってきた梅雨の一日。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO26(ゆりかご)

2011-06-12 20:08:48 | 野外教室

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使われているスカーフは数十年前私が妹のきんかんにプレゼントしたものでおそろいだ。

表情を出すため一枚は裏地を使っている。

持って行こうと提案したのは私だが作品にしたのはきんかんだ。

私が使った多肉植物やハマヒルガオ、青いビワの実でハート型をスカーフで覆った傘の真ん中に作っている。

穏やかな瀬戸の潮風にゆられながら大きなハートマークのついた傘型のゆりかごをながめているときんかんは今幸せなんだろうと思った。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO25(陸ヒトデ)

2011-06-11 22:18:36 | 野外教室

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去年も同じ海岸で作業をしたがさほど植物は目につかなかったのに今回はやたら目につく。

ハマダイコンや浜昼顔はよく見かける海岸植物だが初めての多肉の海岸植物を見かけたので何とか作品にしたいと思っていたら大きなコンクリート片が石のように鎮座していた。

どういう用途で使われていたコンクリートがどうしてここへ流れ着いたのか?

この海岸にはなぜかサザエとカキ殻がたくさん打ち上げられている。

多肉植物の真ん中においているのは大きなカキ殻だ。

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サザエの殻に入れたのはまだ熟れてない青いビワの実だ。

ビワの実は青いが持ち帰って焼酎に漬けた。

そのうち果実酒になるだろう。

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ハマヒルガオも持ち帰って塩もみにし酢に漬け保存食にした。

その前に違った作品の素材としても使った。

もちろん大きなカキ殻は持ち帰り小物いれとして今使っている。

なんの縁かめぐりあい心ひかれたもの達とはかなり丁寧に付き合っている。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO24(タケノコの行進)

2011-06-10 17:41:00 | 野外教室

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妹のきんかんは長い流木を防波堤に立てかけた。

防波堤は2,5メートルほど。

東北大震災では10メートル以上の防波堤を津波が乗り越えたそうだ。

瀬戸の海では十分な高さなのだろう。

流木に前日十分使ったタケノコの皮を巻きつけていった。

きんかんがよく使う風船が風に飛ばされて海に流れていったがしばらくして波が岸まで運んでくれたそうだ。

穏やかな海岸での作業で本当によかった。

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木陰の遊歩道

2011-06-10 17:14:59 | 日記・エッセイ・コラム

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去年の12月に遊歩道を作ったときは落葉樹越しに日を浴びながら登ったが今は木陰の遊歩道になった。

落葉樹が多いのでとても表情の豊かな遊歩道だ。

遊歩道をほめてくれた妹のきんかんに木陰の遊歩道も見せたくて山小屋へ来たが私は山仕事できんかんは休養。

私は育ち始めた畑の野菜を支える支柱になる竹や木を採ったり草引き。

きんかんは私が読んで面白かったので貸し与えた”葬式をしない寺”の本を読みきった。

今までは子育てや仕事であまり本を読む習慣がなかったようだが貸し与えた本は速いスピードで読んでしまう。

きんかんは”いろんなことが書かれていてとても面白かったと”いっていたが私は著者であるお坊さんから葬式で成り立っていたようなお寺のあり方に家族葬や直葬、散骨などが執り行われるようになり先行きの不安をはっきり書かれていることに時代を感じた。

”千の風に乗って”がはやり始めたころより葬式に対する考え方が多様になってきたようだ。

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山小屋のすぐ下にある早苗出池の上池(下池もある)の土手にはアザミがたくさん咲いていた。

早苗出の人たちによって時々草刈される土手には季節季節に野の花が咲く。

外来植物はあまり見かけず鵜島の花の小道を思い出す。

戦前の風景のようだ。

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ネズミモチの花

2011-06-09 21:25:37 | 植物

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とても美味しいが好きでない食べ物とかとてもきれいだけれど好きでない花とかがあるがネズミモチの花の香りは特別良い香りとは思わないがとても好きな香りだ。

今部屋に生けているのでふとした瞬間に香ってくると幸せな気分になる。

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早苗出池の斜面に咲くネズミモチだ。

池に続く急な斜面には人が入れないために手付かずの自然が残っていてる。

植物の種類が多くて芽吹きのころよりいろんな花が次々と咲きいろんな実もなる。

広い場所ではないがほんの近くに豊かな自然が残っていてうれしい。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO23(ハマダイコンの根)

2011-06-08 18:58:57 | 野外教室

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鵜島の作業場である海岸では去年はさほど見かけなかったが今回はたくさんの実がついたハマダイコンが生えていた。

抜いてみると実がついている上部は単純な形だけれど根っこ部分はとても面白い動きをしている。

枝や葉は光を受ける都合上規則正しい形になりがちだけれどこのハマダイコの根の動きは何によって作られたのだろう。

根の動きを十分楽しめるように海の中に逆さに突き刺した。波打ち際には草フジを流木で止めて藻のように漂わせたが、波穏やかな瀬戸の海岸だからできたと思う。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO22

2011-06-07 17:31:50 | 野外教室

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雨傘は雨が上がったもののその日の必需品。

やっぱし存在感は大きい。

妹のきんかんに続き私も生けたくなった。

場所は鵜島の満ち潮状態の海岸。

防波堤内でも元気な草フジは海岸植物に混じってつるを伸ばし咲き誇っている。

打ち寄せては返す波に草フジを藻のように漂わす生け方をしたかったので傘を海中に立てて生けた。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島教室NO21

2011-06-06 22:31:14 | 野外教室

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9:20分のフェリーに乗り鵜島に着いたときは雨が降っていた。

鵜島からは5~6人の乗客が乗り込んだ。

乗客に手渡すものを持ったおばあさんが歩いてきたがその歩く速度ではフェリーが出発してしまう。

手渡す人の名前を聞いて私が届けた。

雨も降っていることだしそのおばあさんとフェリーの待合室で話し込むことになった。

海岸で作業をするにつき潮の干満を聞いたら歌うような調子で昔古老より教えてもらったといいながら語ってくれた。

とても肌がきれいなのでほめると糸瓜水をつけているとかで糸瓜水の作り方も教えてくれた。

帰ってすぐ種を蒔いた糸瓜がもう芽吹いている。

楽しく過ごしているうちに雨がやんだ。

おばあさんの話ではすぐ海岸での作業をしたほうが良いみたいなので海岸に直行。

妹のきんかんの作品だが歩きながら採集した草花を持ってきた傘に生けた。

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大雨のためか午前中にもかかわらず月見草は黄色よりオレンジ色に変色していたのを使っているが地味だが表情の面白いカモジグサも採集して使っていた

赤いスカーフはどうしても入れたかったそうだ。

去年と同じ場所にアザミはたくさん咲いていたのも使っている。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島野外教室NO20(ウイキョウ)

2011-06-05 22:12:45 | 野外教室

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22日5:30分に起きると雨は降ってなかったものの不安定な感じで前夜は大雨だったようだ。

6:00発。

場所は塩田跡。

途中まで車、後歩く。

曇り空でしっとりとした空気の中みかんの花が満開で良い香が漂い体いっぱい瀬戸の島を感じながらゆっくりと歩いていたけどやっぱし雨にあってしまった。

それでも塩田跡にしか生えてないウイキョウの葉はお土産に持ち帰った。

アザミとノバラは鵜島からのお土産だ。

帰ってすぐ生けた。

ウイキョウは伯方島へ行くようになってじっくりと味あえることになった香りと独特の甘さがとても気に入っている。

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ビワの実利用法

2011-06-04 22:01:36 | インポート

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ほぼ毎日夕方になると草引きと種まきのため畑へ行っている。

ほとんどが下を向いての作業だがふと上を見るとビワが生っていた。

食べてみたが早くに入梅になり甘さはいまいちなのでジャムにすることにした。

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左側が種、真ん中が果肉、右側が皮や花止まり。

野生種なので果肉は少ないが種は果実酒に皮などは酢につけ果肉はジャムにした。

果肉をジャムにするとき種が2~3個入っていた。

食べてみたら渋皮の苦味が少しあるものの柔らかい。

工夫すれば料理に使えるかもしれないとうれしくなる。

記念撮影はあまり香りがいいのである程度の量になればジャムにしようと集めている赤いバラの花ビラとジョウナの実。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島野外教室NO19(箸置き)

2011-06-04 21:23:40 | 野外教室

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6時に宿へつき急いでお風呂へ入って再度出かけた。

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運がよければ伯方島大三島大橋の向こう側に夕日が沈むのだけれど今年も見られなかった。

ゆっくりと防波堤の先端まで行き振り返ると不思議な風景。

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全山白い花で覆われている。

薄暗くなっていたが下に落ちている花びらでニセアカシヤとわかる。

来る途中山小屋へ行くみちすじで見かけた白い花が咲く木に遭遇。

その日の箸置きはタケノコの皮と手折ってきたその白い花で作った。

宿の従業員の人たちが興味を示してくれて見に来てくれるのがうれしい。

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第34回野草伯方島野外教室1NO18

2011-06-03 22:29:50 | 野外教室

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妹のきんかんが帰りに開山の桜守基金の箱にいっぱい遊んでもらったからと言ってお金を入れていた。

思いっきり遊べたのだろう。

駐車場にはきんかんの車が一台あるきりだ。

作業中人の気配はなかった。

開山には立派な施設があり環境も良いのに私が来た時はいつも人はいない。

サクラの時期には大変な人が訪れるらしい。

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遊園地でコロコロ椅子との遊びを楽しみにしていたがあまり遊べなかった。

陰とコロコロ椅子

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タンポポとコロコロ椅子。

妹のきんかんには椅子の概念はなくひっくり返したり立てたりと自在に遊んでいた。

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第34回野草(イエツァオ)伯方島野外教室NO17(お別れパーティー)

2011-06-03 21:50:48 | 野外教室

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素材として大活躍してくれたタケノコの硬そうな部分の皮ははいで鵜島での作品作りの素材に持っていくことにして先の部分はお土産にするべく皮をはいだ硬い部分はカットした。

皮をはいだ部分は生垣の死角になる場所で土にかえってもらうことになるが最後に慰労会というかお別れパーティーというか全員集合。。

ほとんどがグリーンの遊園地でこの階段の部分だけはコンクリートできになっていたので使えてよかった。

開山についたのは12時。

遊園地で作業を始めたのは13:30分。

終了は17:30分。

4時間も遊び続けられたのはすっぽりとやわらかい新緑のグリーンの中だったからだと思う。

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