野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

自然の恵み

2011-09-10 22:08:09 | 日記・エッセイ・コラム

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東京へ送る花材として使う野の花の採集に行ったわけだがたくさんの食材も採れた。

ミョウガはもう盛りは過ぎていたが日陰の斜面にははやばやときりりとしまった小ぶりのアキミョウガガ出ていた。

ヤマボウシの木の下ではいいタイミングで落っこちたばかしのオレンジ色のヤマボウシの実が拾えた。

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仙龍寺にはもう何回も行っているにもかかわらず下の駐車場より登って左側にひっそりと階段があるのをはじめて見つけた。

右側の急な階段には遺跡もあり65番札所の三角寺へと続く道がある。

左側の道を登ると仙龍寺は谷間に建てられていたのがわかった。

すぐ下には水が流れ三角寺側は絶壁と言っていいほどの急斜面だった。

階段を登っていくと簡素なお墓があり階段は落ち葉の山道になった。

うれしいことにその落ち葉の中からイグチの類のキノコがたくさん出ている。

キノコ類はたくさんとってももらってくれる人がいないし絶対安全ですと言う自信もないので汁ものの具や和え物に使ったり酢につけて保存食にしたり干したりと採ったキノコは一人で処分するので忙しかった。

ヤマボウシの実は焼酎に漬けた。

どんな味になるのか楽しみだ。

野山に出ると本当にたくさんの自然の恵みをいただける。

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水との付き合いは・・・

2011-09-09 22:38:41 | 日記・エッセイ・コラム

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昨日は東京へ送る花を採集に仙龍寺を回って新宮へ行くコースをバイクで走った。

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4日前に通過した雨台風12号の威力か、いつもは気がつかなかった場所が見事な滝になっている。

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たっぷりの木々の緑と満杯の新宮ダム湖を眺めているととても豊かな気分になる。

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新宮の霧の森の下を流れる馬立川も一枚目の写真のようにたっぷりの澄んだ水が流れていたが少し上流の橋は流されてセメントの橋げただけになっていた。

以前かかっていた板は流されるのを想定していたようで板にロープがかけられていて板は左右両岸にあった。

半分沈下橋状態の橋だ。

台風一過涼しくなったので”霧の森交湯~館”へ入ったがあまり人はいない。

サウナで一緒になった人はご夫婦で高速を使って新居浜から来ていた。

ここの温泉が体に合うそうだ。

普段はサウナのあと水風呂へは入らないが彼女がサウナのあと水風呂に入るときれいになると言うので一緒に入ってみたら意外と暖かい。

ゆっくりつかっていたら水風呂はさっとつかるだけだといわれた

水との付き合いは難しい。

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ナツメ

2011-09-07 21:58:26 | 日記・エッセイ・コラム

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ナツメの実は台風とセットで思い出す。

まだ就学前だと思うが台風の後、落っこちたナツメの実を拾いに行くのが大きな楽しみだった。

味は思い出せないが美味しかったと記憶している。

金生町生活を始めて植えたのが初めてなった。

改良され甘くてやわらかく大きな果物が主流の今かなり地味な味だけれどゆっくり味わうと良い味だ。

以前から店頭で売られている果物ではなかったが今でも同じだ。

同年輩の人に差し上げると喜ばれる。

90歳の母も母方の親戚の池の近くになっていたと懐かしがっていた。

母はナツメの実と池がセットの思い出らしい。

以前はかなり植えられていたようだが今はあまり見かけない。

かなり薬効があるようなので今アロエを植えるように植えられていたのかもしれない。

今年はただ味わうだけだったけれど来年は果実酒にしたり干したりしてみたい。

プチトマトや青ウリと記念撮影。

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災い転じて・・・・・

2011-09-06 22:03:13 | 日記・エッセイ・コラム

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台風12号が去って2日目、やっと台風一過の雲ひとつない青空だ。

それにしても今回の雨台風は熊野川地方に大変な被害を残した。

そういえば熊野川の氾濫で熊野本宮神社は大きな鳥居を残して流され高台に引越しした。

東京より金生町に帰る途中バイクで熊野川沿いを走ったがとても穏やかで美しい川だったのに・・・・。

100年ぐらい前のことらしいが東北大震災は1000年に一度の災害だとか。

畑のイチジクの木が折れたけれど台風のためではない。

上に伸びようとする枝を実がなると採りやすいようにヒモでしばり横に伸びるようにしたらしばったところにヒモがくい込んでいたためその先の枝に44個もの大量の実がなった。

重さに耐え切れなくヒモがくい込んだ場所が折れた。

もう少しで食べられる実もあったのに・・・。

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まだ青いイチジクの口元はピンク色でとても可愛い。

いくら可愛くてもまだ食べられない。

どうしようかと思ったが果実酒にすることにした。

”災い転じて福となす”と聞くが・・・

どんな味のお酒になるのかとても楽しみだ。

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台風一過

2011-09-05 21:55:53 | 日記・エッセイ・コラム

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毎年夏の帰省には余木崎海水浴場へ泳ぎに行っていたからかそのころになると泳ぎたくなる。

8月16日に行ったら海水浴場には誰もいなかった。

ちょうど大潮の干底に行ったので沖に設置された防波堤までは泳いですぐだ。

そこではイシダタミガイより一回り大きなクマノミガイが採れる。

去年も同じ時期大量に採ってわに祭の作品に使った。

大量に採れたので干物にしておいたのは汁ものや煮物の出しにしたがわりといい。

干物にすると黒くなる。

カボチャ類の雄花を湯がいて干しているのとあわせてついでにクマノミガイの殻も飾ってみた。

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その日の18:46分に写したがまだ日は沈んでない。

今日は各地に大雨を降らせた台風12号が去った後なのに不安定な天気だったが確実に涼しくなり30分は早く暗くなる。

明けない夜はないというけれど本当に自然のサイクルは確実だ。

もうすぐ彼岸花も咲くだろう。

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ヘチマ利用法

2011-09-04 22:38:35 | 日記・エッセイ・コラム

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70センチほどの巨大ヘチマがぶら下がっている。

見るたびになんとなくうれしくなる。

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ヘチマの花は毎日たくさん咲くが雌花の数はとても少ない。

それで雌花はほとんど受粉して育つがカボチャ、ソウメンウ、リトウガンと植えていて人工授粉したほうが実のなる確率がたかいので8月中ごろより午前中受粉に通っている。

受粉が終わった大量の雄花は持ち帰りさっと湯がく。

汁物の具に、サラダに、ちょっと煮含めたりととても重宝している。

多すぎると湯がいた花を干しておく。

天気が良いと一日で乾き黄色い色も残る。

寒くなったら水でもどして料理に使うのが楽しみだ。

ヘチマの実であまり大きく育ちそうにないのは若いうちに採り汁物の具や炒め物、煮物に使う。

ヘチマは今年初めて種を蒔いたが特大の実がなり花や若い実は食べられ秋になればヘチマ水も採るつもりだ。

その前に野草(イエツァオ)野外教室では素材として使えるだろう。

その後は繊維をとりたわしとして使う。

  第35回野草(イエツァオ)金生町野外教室参加者募集

日時  10月8日(土)~10日(月 祝)

場所  ギャラリー作唯 畑 山田井山小屋周辺

宿泊所 愛宕山やすらぎの家 (切り山) イエツァオ自宅

畑では”土”も素材として使います。

電話  0896-72-6808

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ほんの1~2度で・・

2011-09-02 20:55:43 | 日記・エッセイ・コラム

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2008年の7月6日より金生町暮らしを始めてすぐの8月1日より毎月一日に開かれる切山昌平校塾へ休むこともなく通たが今回の8月1日は原始感覚美術祭のため出席できなかった。

帰ったのは8月2日。

今日で一ヶ月たった。

昨日行くといつもの年と同じくシロバナオオバギボオシが華やかに咲いている。

帰ってしばらくすると雨が降り始めた。

台風12号の影響で今年の夏の暑さをいっきに飲み込んでしまいそうな勢いで今日も降り続いている。

今日で原始感覚武術祭の記録もブログでUPし終えた。

良いタイミングで涼しくなってくれた。

10月の野草(イエツァオ)野外教室、11月のかみの資料館での個展、12月の第28回野草(イエツァオ)展の準備にどうしても集中できなかったのがなんとなくできそうな気分になってきた。

ほんの1~2度の違いが気分を変えてくれる。

  第35回野草(イエツァオ)野外教室参加者募集

日時  10月8日(金)~11日(月 祝) 一泊でも可

場所  ギャラリー作唯 畑 山小屋周辺

電話  0896-72-6808

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麻倉へ

2011-09-02 10:27:16 | 原始感覚美術祭

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8月2日は10:30分海ノ口発の汽車に乗った。

とりあえず大町に出れば東京へ帰るには何とかなるが金生町へその日のうちに帰るには大町発14時19分が最終だ。

大町では原始感覚美術祭の一環として麻倉で作品が展示されている。

麻倉は字が表しているとおり麻を保管する倉庫だった。

明治初期に建てられ時代とともにいろんな使いかたをされてきたが今はアートスペースとなっている。

天井の梁は立派な赤松が使われていて柱は栗の木だそうだ。

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屋根の一部が朽ちて修理されていたが麻倉の歴史として残っていくのだろう。

一階に喫茶コーナーもできるらしい。

時代を重ねることで生まれるよさを時代にそった形で守っていく人たちには共感を覚える。

それにしても木で作られた空間にいるのは心地よかった。

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展示作品では思わずやまなみ工房の焼き物作品を写していた。

8月28日にはここで吉増剛造(詩人)、雪雄子(舞踏家)、田口ランディ(小説家)のイベントがありケヤキさんと子ケヤキちゃんが参加し、29日には海ノ口庵の私の作品にも会ってきたと電話をくれた。

彼らには会えなかったけれど遠い木崎湖湖畔まで2人で行ってくれたおかげで又共通の話題ができた。

3歳より野外教室デビューの子ケヤキちゃんも2年生。

湖畔を2人でサイクリングしたそうだ。

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麻倉の道路に面する部分はほとんど以前のままで残っている。

これに続くどんな町並みが続いていたのだろう。

仲間達とは松本駅で別れた。

いつもは一緒に東京へと向かったのに。。。

20:58分川之江駅着

                                    (写  (写真はクリックすると大きくなります)

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ワークショップ番外編

2011-09-01 17:06:11 | 原始感覚美術祭

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”誰が飾ったのですか”といわれて驚いた。

小さな石のくぼみに小さなヒメジオンの花が挿されている。

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このお地蔵さんには2個飾られていた。

私達が西丸震哉記念館を出発して素材である野の花を採集しながら作業場の海ノ口庵へ着いてからは誰も来た人はいない。

居並ぶお地蔵さんの適材適所に小さなヒメジオンの花が輝いている。

誰もが感心しているのに犯人?がわからない。

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無造作にこの写真を撮ったときはもうお地蔵さんたちはヒメジオンの花で飾れていたのに時間がなく忙しすぎて見落としていた。

忙しいとは心が亡くなると書くが見てるけど見えてない。

見えた人のおかげでいいものを見せていただいた。

誰かが犯人??を探し出してきたらやっぱし青島左門さんだった。

彼の原始感覚美術祭参加作品の”なまずみち”およびその周辺の景色も無理がなく自然体でやさしく美しい中にオドロキがあった。

左門さんは海ノ口庵のすぐそばにある公民館で原始感覚美術祭の受付をしていた合間に飾ったようだ。

野の花とお地蔵さんのパターンはよくあるが同じ組み合わせでこうまでドキッとさせられるのだ。

  

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