野草(イエツァオ)なくらし!

文京区改め金生町で草をアートし売り、食べています

第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(天にむかえ)

2012-10-23 21:54:12 | 野外教室

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2本の大木が絡まって倒れているのを素材として妹のきんかんと作品を作ったが一番先っぽの枝が勢いよく上に伸びている箇所は使ってなかった。

倒れることがなければ地上からは見られない箇所だが幸か不幸か手の届く場所にあり素材として使える。

倒れたとき下向きになった枝もまだ健在だ。

もうもとの立った状態にかえることはないが新しい枝がめげずに大空に伸びてほしいとの願いをこめて下の部分をヨウシュヤマゴボウやグリーンアジサイで飾った。

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妹のきんかんが作った”別れ道”と私が作った”草だけれど”。

春になり倒れながらも咲くであろう花見にこよう。

一緒に遊んでとても近親間を感じている。

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内子座へ

2012-10-22 21:12:13 | 旅行記

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8月の旅行で立ち寄れなかった内子座へ。

今回は演歌まつりに使われていて劇場は見学できなかったが一部を無料で見学できた。

建物は建てられた当時のようだがトイレは外見を保ちながらも現代的に改造されていた。

すぐ傍のベンチに座っていると演歌まつりの出演者が次々とやってくる。

ほとんどの人がかなり年を重ねた人たちだが舞台衣装に身を飾りきれいに化粧している。

今回で60回目だが最後になるらしい。

内子座はそのままだがすぐ後ろに建てた楽屋にお金がかかり使用料が高くなりすぎて借りられないからだと言っていた。

ベンチに座り話を聞かせてくれた太った女性は友達が入り口に来ているとの知らせに立ち上がろうとしたがなかなか立ち上がれない。

私が手を引っ張って立たせ妹のきんかんが荷物を持って玄関まで送っていった。

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新しくなった楽屋の玄関では舞台衣装の女性がマイクを持つ手付きをして練習していた。

年一度の発表会を楽しみにしていた人たちには残念なことだろう。

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すぐ近くに図書館を含む公共施設があるが内子のイメージをかもし出す建物だ。

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広場には年配者対象の健康器具が設置されている。

広場には子供の遊具が設置されているものと思っていたが時代は変わっているようだ。

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再び大洲へ

2012-10-22 14:01:51 | 旅行記

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妹のきんかんに愛媛県美術館で開かれている”ストラスブール美術展”へ行こうと誘われたが第37回野草(イエツァオ)金生町教室を終え第29回野草(イエツァオ)展の準備にかかりたく乗り気でなかったが8月の旅行で見残した臥龍山荘の肱川からの眺めや内子座見学もすることにして同行した。

念願の不老庵を肱川越しに眺めてやっと臥龍山荘の見学を終えた気分になった。

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臥龍山荘を肱川をはさんで対岸には大洲家族旅行村がありそこからは肱川ぞいに点在する大洲の町並みが遠望できる。

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展望台への道は藤棚で午後の日差しが心地よかった。

花のころはどんな雰囲気になるのだろう。

公共施設を見るとその町の気質がうかがえる。

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前回は56号線を通ったが今回は砥部町を通る379号線で来た。

砥部町の道の駅ひろたにあった木を使ったモニュメントだが存在感があったし建物の一部に砥部焼きが組み込まれていたりといろいろと見るべきものがあった

愛媛県美術館へは16:30分に着き18:00の閉館までいたがストラスブール展、常設展を見るには時間が足りなくもっとゆっくりと見たかったが帰りに立ち寄った温泉入浴も含め一日の観光としては盛りだくさん過ぎたとは思うが。

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第37回野草あ(イエツァオ)金生町野外教室(クモの巣)

2012-10-21 23:29:17 | 野外教室

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トンボやチョウも多く発生する年とそうでない年があるように山小屋や切山へ準備のために通っていると今年はクモの巣が多いと感じていた。

初めて現地へやってきた妹のきんかんも同じように感じたらしい。

グリーンに変色したアジサイが咲く塊にロープとツルを絡めて”クモの巣”としたがクモの巣は整然と美しい。

アジサイの樹形はコロンとしてかわいらしい。

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きんかんの作業風景だが今こころに響いた素材と自分との世界に没頭している感じだ。

近くでお互いに作業しているのにシーンとしているときがある。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(倒木の根っこ)

2012-10-21 23:26:04 | 野外教室

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息絶えた動物も土と化し植物の成長を助けるがその過程を楽しむ気持ちにはならないが植物は落ち葉さへ、朽ちかけた幹さへ美しく感じるときが多い。

倒木の根元もコケも生え周りのツタ類とともにいい風情だった。

華やかな赤紫のヨウシュヤマゴボウの幹を添えても遜色はない。

この付近はサクラが植えられて木陰にはアジサイも植えられている。

日陰で咲いたアジサイは今でも枯れることがなくグリーンがかった色に変色しながらも咲いた状態を保ち華やぎのときとは又違ったおもむきだ。

グリーンアジサイも添えてみた。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(草だけど)

2012-10-20 22:28:20 | 野外教室

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ヨウシュヤマゴボウの茎は枝並みの太さがあり鮮やかな赤紫で木肌にはない色だ。

後ろに写るヤマザクラの木肌も紫がかってはいるが彩度が違う。

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共倒れの大木のようにまず第一作は葉を一枚も取ることなく2本のヨウシュヤマゴボウをロープでしばり倒木の上においた。

後ろの木々たちも華やいで見える。

今回現地調達では重要な素材であろうヨウシュヤマゴボウだが最後には短い素材になって使い切られるだろう。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(分かれ道)

2012-10-20 17:50:43 | 野外教室

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”分かれ道”と言いながら妹のきんかんは作っていた。

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愛宕山やすらぎの家より少しはなれた場所だが枯れ木の大木が倒れるときヤマザクラを道ずれにしている。

ヤマザクラは倒れながらも元気で枯れ木と絡み合っている風情がダイナミックで気に入り作業場に選んだ。

”先っぽと根っこどっち選ぶ?”と聞いたら”先っぽ”といってアッというまに作り上げた。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(素材)

2012-10-19 22:15:25 | 野外教室

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野外教室では素材を今回のカボチャやロープのように持ってもいくが現地調達を一番としている。

いい素材が見つかると90パーセント作品ができたような気分になる。

第34回野草(イエツァオ)伯方島野外教室では伸びたタケノコを採集し最後は皮まで使い切った。

今回は茎が赤紫色で実もついた2メートル以上もありそうなヨウシュヤマゴボを2本採集。

どんな作品を生み出してくれるのか興奮する。

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素材と同じように作業場も重要だ。

今回は枯れ木の大木と絡まるように倒れている生きたヤマザクラを事前に見つけておいた。

野外教室を開くにつけ素材や場所のチェックに必ず下調べに行がタケノコのように一ヶ月前は陰も形もないものもあり又それが楽しくもあるがやっぱそれなりのものは確保しておきたい。

  (しゃしんはクリックすると大きくなります)

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第37回野草(イエツァオ)金生町教室(朝焼け)

2012-10-19 16:05:34 | 野外教室

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今は5:30分でも薄暗いが夜明け前の朝焼けは無理して起きた甲斐がある。

あまりの美しさにシャキッとした。

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6:00分。

朝焼けは消えたもののすがすがしい秋晴れになりそうだ。

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毎年写すことにしている場所より写す。

400メートルほどの場所だけれど毎年雲海が見える。

今回は散歩の時間を愛宕山での作業にした。

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ふと見上げた空は最高の秋空。

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のんびり旅

2012-10-18 21:26:21 | 日記・エッセイ・コラム

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昨日の大雨の中横浜に住む友達夫婦が四国旅行途中に訪ねてくれた。

雨の中どこへも行けなかったがゆっくりと積もる話ができたのはよかった。

今日は雨も上がりご主人は朝散歩に行くと出かけて2時間ほど帰らなかったが海まで行ったらしい。

6キロは歩いているだろう。

城山の下を通ったと言ったが登ってはないようだ。

関東方面より訪ねてくれた人たちは必ず城山へ案内し四国中央市を遠望してもらう

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天守閣より眼下に瀬戸内海が広がる風景は喜んでもらえる。

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私の家がある方向を聞かれたので教えた。

城山はかなり上まで車が入るが天守閣へ行くに道はまだバリアフリーではない。

大きなバッグを2人で持って歩いてもらった。

天守閣の入場料は65歳以上無料だがエレベーターはない。

方々の役所へ行ってごみ問題や生活のことなどを聞くのが趣味と言うご主人はエレベーターがあればお年よりも楽に登れるのにといっていた。

違う趣味の人の話を聞くのは新鮮だ。

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彼らは小豆島、高松で宿泊し、私の家で泊まってくれた。

のんびりした旅でそんなに移動してない。

坪井栄記念館、玉藻公園、猪熊弦一郎美術館、金比羅さん、城山公園。

昨夜の夕食を彩ってくれた私の畑の収穫物にも興味を示してくれた。

昼前の汽車で松山へ向かったが西条あたりで石鎚連峰が眺められると驚くことだろう。

香川県の山はぽこぽことした山だと言っていたから。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(箸置き)

2012-10-18 15:57:01 | 野外教室

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野外教室を始めた19年前は作品ができなくても箸置きぐらいはできるだろうとスケジュールに組み込んだ課題だがはじめは毎回の箸置きつくりが苦痛だといっていた参加者もいたが今は”箸置き5分”といってもほとんどの人は作ることができる。

愛宕山やすらぎの家では自炊なのでヒノキ風呂はゆっくりと入るが大急ぎで食事の用意をする。

今回の私の箸置き作りは30秒ぐらいだった。

写真左でススキとアカメガシワの葉、ノブドウ。

妹のきんかんも同じ素材。

2本の大木を使っての作品つくりに時間を取りすぎて箸置きの素材はじっくりと集められなかった。

山小屋から愛宕山やすらぎの家までの距離は6~7キロ。

10分ほどで着く距離だけれどめいっぱい作品つくりをして宿舎が別の場所は又いい。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(宿舎にて)

2012-10-17 23:30:55 | 野外教室

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5時ごろ宿舎に着き荷物を降ろすと愛宕山名物ヒノキ風呂へ直行。

時間的に瀬戸内海に沈む夕焼けを眺めながらの入浴になる。

愛宕山やすらぎの家はオーナーである参鍋さんの好意により私達の借りきりなので台所や部屋も自由に使うことができる。

施設も含めて一山借りきり状態の気分は最高だ。

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今年は又2部屋斜面近くに立てまわしされ寝ながらでも四国中央市や瀬戸内海が眺められる。

夕食時の果実酒はキンモクセイ、ミカンの皮、小夏の皮、ウコン酒。

途中参鍋さんより今年最後のスイカと一年漬け込んで作った柿酢をいただく。

新しく設置されたあんま機にかかって寝たのは12時前。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(浮遊)

2012-10-17 23:29:03 | 野外教室

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ヤマザクラとコブシではかなり樹形が違いコブシは横に枝を伸ばす性質があるようだ。

コブシの大木が生えている位置より登り気味になっているので枝先が3メートルほど先の地面に接触し薄暗い空間ができている。

横に伸びる枝は遊歩道より目線上に見える高さで通りながら気になっていた。

グレーの木肌の上はグリーンの葉の海。

粟島の海岸で拾ってきたロープをぶら下げてトウモロコシやみかんを泳がせた。

大木だと部位部位でまったく違う素材になるものだ。

2本の大木の周りでの作品つくりはアッという間に過ぎてしまいまだ発想は尽きないが予定時間が過ぎたので宿舎の愛宕山やすらぎの家へ向かう。

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第37回野草(イエツァオ)金生町野外教室(二本の木)

2012-10-16 22:08:10 | 野外教室

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2004年の雨台風での崖崩れを食い止めたヤマザクラとコブシの大木には畏敬の念を持つ。

2本を一緒に作品にしたいがヤマザクラが3メートルほど下った場所に生えているため難しいがヤマザクラの朽ちた枝がたくさん落ちていた。

やっぱし力強い根っこをを強調したい。

幸いコブシの大木は足のかかる場所より2又になり細い枝まで胴ぶきしている。

木肌の白いコブシの小枝や二股を利用してつやのあるムラサキがかったヤマザクラの枯れ枝を積んだ。

上から見ると雨台風のため根のある部分が空洞になったのを支えているコブシの白い根がムラサキがかったヤマザクラの枯れ枝ごしに見える。

やっと偉大な2本の木を一緒にできたかな・・・・・・?。

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コブシにヤマザクラの枯れ枝を絡めてたが作品としては絡たヤマザクラの枯れ枝越しにコブシのたくましい根を見る状態だと思っている。

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第37回(イエツァオ)金生町野外教室(祈り パート2)

2012-10-16 22:05:58 | 野外教室

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お互いに受け持ちの大木で2点の作品つくりをした後で場所を交換。

妹のきんかんはヤマザクラの巨大な根っこを強調するためか黒い木肌の倒木を沿わせ傍で面白い動きをしているツルを利用してロープを絡めてカボチャ2個をうまく固定した。

やっぱし厳かな木肌や迫力の根っこには手が出なかったようだ。

去年の野外教室で最後にカボチャを転がし結局見つからなかったのがトラウマになってカボチャには緊張したといっていた。

穏やかさや日常を象徴するようなカボチャの素材だがあわせるものによっては厳かな雰囲気にもなる。

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