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音で現れる座敷童には性別があると思う。
小豆島の知人宅に廊下をトントーンと走る音の座敷童はなんとなく女の子のイメージだ。
朽ちた大木の一部だと思われる素材を見てるうちに”はにかみ”を作ることになった。
ムクゲの皮を使った花器にピンク系の野の花を生けたのを飾った。
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インデアンのようだと言ってくれた人がいたが短足が気に入って作ったが”散歩”
素材は流木。
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朽ちた大木の一部。
羽のように突き出た部分を気に入って創作に入ったが”スフインクス”に見えてきた。
ワラシクン”スフインクス”は不自然かな?と考えたが姿の見えない音の座敷童、いるかどうかも定かでない。
いろんな人たちがいろんな分野で座敷童をイメージしたものを創作している。
スフインクスもありかなと考えた。
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素材は流木で形はシンプルだが自然木でカーブし板状は珍しい。
”ごろり”
足の指みたいだと言ってくれたがあまりうれしくなかった。
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素材は式根島のトウジンズシロで潮風と太陽にさらされて形造られた枝で”ほほかぶり”
ワラシクン達は表と思う個所を作っているが反対にしても逆さにしても一応飾れるように作っている。
本当は裏の部分を表に飾ったが隣に飾ったテーブルセンターの色と合わせたからだ。
座敷童という本当にいるかいないか定かでないものを形つくっていくのは難しいと思っていたが考えようによっては簡単かもしれない。