Round off of Australia-stock-market・豊かな資源国の有終の美

リーマンショックの後の豪のストックマーケットの反応は芳しくありません。これは資源国ですから
ある意味当然でしょう。しかし、最後の商品のプライマリー第（（５））波が残っていますから、
直近の貴金属の最後の暴落後には、今年6月以降本格的な上昇が来ると予想されます。

今豪のGDPは国民一人当たり６万ドルを超えています。最も豊かと言えるでしょう。
株の波動を見ると、１９９３年前後よりプライマリー第（（１））を形成しているように見えます。
２０１７年で第プライマリー（（５））波の暴落が起こるとすれば、２４年間の長いサイクル
と見られます。少し長いですが。サイクル第Ⅲ波とすればある程度納得がいきます。
つまり最後のサイクル第Ⅴ波が残っていると言う事です。

つまり最後のサイクル第Ⅴ波＝2032～2046年間の波動でスーパーサイクル第（Ⅴ）波が終わり
一つの時代≒270年間が終わると言う事です。又グランドスーパーサイクル
第（（Ⅴ））波の終わりとも言えます。

グランドスーパーサイクル第（（Ⅴ））の終わりとは、810年間の西洋の時代の終わりの始まりであり
つまり東西逆転の時代です。スーパーサイクル第（Ⅴ）波の終わりとは、270年間の英米仏の
資本主義の終わりを意味します。豪も英の植民地でしたので、2032～2046年の最後の
商品の上昇で、その幕を閉じると言う事です。

つまり、2032～2046年は西洋の混乱の始まりの為に、貴金属を含めて商品の最後の暴騰が起こる
のです。その後武人の時代=戦国時代＝社会主義の時代に突入すれば、ストックマーケットは
混乱しますから商品特に貴金属の価格は調整の時代に入ると予想されます。

又は国家が貴金属の所有禁止令を出す可能性があります。これは米での金貨の制定の動きや、
FRBの国家管理の動き、又は過去の禁止令を見れば十分予想されます。金利の予想図も
金の価格は2046年まで上昇する事は予想できます。金利とゴールド価格は最後の
サイクル第Ⅴ＝2032～2046年で上昇すると言う事です。

これらを総合すれば、豪のストックマーケットへの投資は、今年の後半から始め、2017年前後の
貴金属の崩壊で手を引くべきです。豪の住宅価格もそれを暗示します。2017年前後には
住宅を売り払い、とりあえず豪からは撤退が無難です。

豪の資本主義の最後の有終の美が2046年前に来ることを思えば、豪からの最後の撤退は遅くても
2046年前に行うべきです。これは英米仏豪などで、既に少数派や有色人種に対する
迫害や移民排撃の政党が台頭している事からも分かります。

英米仏豪が避難先として素敵に見えるのは、少なくとも今後の子孫には幻想となります。
勿論2017年までは、繁栄しユートピアに見えますが、足元では人種差別が始まっています。

将来は、豪を白人から有色人種に取り戻すには、中国人がやってくれるかも知れません。
中国が繁栄しても、共産党幹部は既に欧米豪に避難しつつありますし、
逞しい彼らなら、混乱期の豪でも生きていけるでしょう。

又人口の多い中国の移民先としても最高です。そして、新たに社会主義国家を豪に創るのです。
中国人にすれば素晴らしいアイデアと思います。