小田原 荻窪用水ハイク

昨日の午後は　荻窪用水に沿って歩く　ハイキングでした
ガイド１人と　付き添い３人がついて　１８人の参加者が一緒に歩きました



荻窪用水　は　小田原用水とは違って　飲料水としての用水ではなく　農業用水です
江戸時代に　手掘りで造られたものだそうです



川がなくて　米が作れなかった　荻窪地区に　水を送るために　造ったもので
箱根町塔之沢で　早川の水を取り入れ　20年かかって造られたそうです

昨日はその下流部分の　約半分を歩きました
山があると　隧道（トンネル）を掘って　水を通します
全部で　17もの隧道があるそうです

これは　↓　隧道の入口





これは　↓　隧道の出口



水は隧道を通りますが　人間は　山を登り　下りなければなりませんので
今回のコースは　けっこう山道があって　思っていたより大変でした

このコースは　一人では　怖くて歩けなかったでしょう
ツアーがあって　良かったです


病後初めての　山道でしたが　意外と大丈夫だったので　自信がつきました


用水路は　途中で枝分かれしています
これは　↓　枝分かれ（分水）する部分




荻窪用水は　土木遺産になっているそうです



途中に　山縣有朋の別荘「古稀庵」に　送水するための　山縣水道水源地もありました
個人で　水道を作っちゃったんですね　　　ものすごいお金持ちだったんですね



水車も１つ残っていました



約２時間半　　　12,000歩のウォーキングでした