昼から大学へ。3限の「現代人間論系綜合講座1」は今週と来週が草野先生のご担当。「ロシア文学に見る資本主義/全体主義の理念における恋愛モデル」というテーマで、プーシキン『スペードの女王』、トゥルゲーネフ『初恋』、ドストエフスキー『白痴』の三作品を取り上げて話をされた。大変に興味深く拝聴したが、講義の冒頭、「教員生活13年目にして初めて他の先生に講義を聴かれるということで、父兄参観のような気分で、今日はとても緊張しています」とおっしゃった。「父兄」とは私と安藤先生のことである。私はこの講座のコーディネーターとして全部の講義に出席することにしている。去年も一昨年もそうした。なので、他の先生の講義を聴講することは日常的なことなのだが、聴講される先生方にとっては非日常的なことであり、どうも落ち着かないらしく、「大久保先生、わざわざお越しいただくには及びませんから」と儀礼的にではなく心底から言われたりする。もしかして私のしていることは嫌がらせなのであろうか? でも、行くのである。それがコーディネータの務めですから。安藤先生にしても、決して冷やかし半分の気持ちなんかではなく、来年度は多忙な私に代わってコーディネーターを引き受けてやろうという心意気が隣にいてひしひしと伝わってきた。
東京は昨日梅雨入りをしたとのこと。これからしばらくは暗い谷間の日々である。葉っぱも、電線も、ショベルカーも、みんな雨に濡れている。
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東京は昨日梅雨入りをしたとのこと。これからしばらくは暗い谷間の日々である。葉っぱも、電線も、ショベルカーも、みんな雨に濡れている。
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