フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月10日(日) 晴れ

2009-05-11 09:39:22 | Weblog
  8時半、起床。母と妻と3人で鶯谷の菩提寺に「お施餓鬼」法要に行く。5月というのに夏日である。こんな陽気の「お施餓鬼」は初めてだ。本堂の正面の引き戸を大きく開け放つ。

         

  夕方、家族で「鈴文」に食事に出る。家を出るとき、先日明治屋で購入した岩塩を持参しようかどうしようか迷ったが、やっぱりやめておいた。店においてある普通の食卓塩より数倍美味しいのは間違いないのだが、なにしろ岩塩であるから、挽くときのガリガリいう音が半端ではないのである。店内は満席で、しばらく外で待った。私たちの後ろにも2組(6人)並んだ。盛況である。カウンターで私の隣の女性が特ロースかつ定食を注文していた。すごいな、でも、食べられるかなと思っていたら、案の定、3分の1(100グラム)ほど残した。ああ、もったいない。しかもこの女性は食べている途中で、「すみません。中がレアなんですけど」と言って、二度揚げを求めていた。あのね、レアとレア気味は違うの。これだけの厚味のある肉は、中心がいくらかレア気味くらいがちょうど食べ頃なの。私がご主人の代わりに講釈してやろうかと思っていると、ご主人は客の求めに応じて衣にソースのかかった特ロースかつをもう一度油にサッと潜らせ、余熱で中まで熱を通すととにに、油を十分に切ってから客の皿に戻した。それなのに3分の1も残すとは。次回は普通のとんかつ定食(ロース200グラム)にしようね。

         

  帰りがけに花屋に寄って母の日のカーネーションを購入。店仕舞いを始めているときで、店頭には500円と1000円の花束が1つずつ残っているだけだった。子どもでもお小遣いで買える金額に設定しているのであろう。2つの花束を一緒にしてもらう。