フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月22日(金) 曇り

2009-05-23 11:03:23 | Weblog
  8時半、起床。昼から大学へ。3限は講義「日常生活の社会学」。4限の空き時間に「ごんべえ」で遅い昼食。胡麻だれうどん。ざるうどんを冷たい胡麻だれにつけて食べる。涼味。かやくご飯は抜きで頼んで500円。
  5限は基礎演習。今日からいよいよプレゼンが始まる。初回は4名の個人報告。あらかじめ「読む」プレゼンはしないように(「語る」ように)アドバイスをしておいたので、みんなそれはできてきた。1人、レジュメなしで、「語り」だけでプレゼンをしようとした学生がいたが、それは初心者には無謀というもので、案の定、途中で暗礁に乗り上げてしまった。ナビゲーターとしてのレジュメはやはり必要です。レジュメの作り方(目次だけでなく要旨も書いておくこと)、発表時間の使い方(予行をしてフル活用できるようにしておくこと)についてアドバイスする。他方、聞き手の学生の側の準備(取り上げる基礎講義のコンテンツをあらかじめ視聴しておくこと)が十分とはいえない面があった。プレゼンは語り手と聞き手の共同制作であることを忘れないように。
  6限はゼミ。8時からコンパなので、前半の文献報告のみ。あらかじめ全員が前日までに文献を読んだ感想をBBSに投稿した。それはよかったのだが、ディスカッションにそれが十分に活用されていたとはいいがたい。どういう論点にコメントがあつまったかを整理し、論点間にどのような関連があるか、論点相関図のようなものを作成しておくと、ディスカッションがダイナミックに展開するのではないだろうか。ただし、それをやるためには、感想の書き込みの締め切りをもう一日早めないと報告者は苦しいだろう。
  コンパの場所は大学そばの「Norari Kurari」。「路地裏カフェ」というコンセプトの店で、以前、一度来たことがある。座面の低いテーブルと椅子が特徴である。たしかタコライスを食べたと思う。今日は貸切で、二つのテーブルに分かれて坐った。私が坐った方のテーブルにはおしとやかな学生が多かったが、これはたまたまなのか、「類は友を呼ぶ」効果なのか、あるいは私がそのテーブルに坐ったことによる効果(ハメをはずしにくかった)なのか、どれだろう。10時にお開き。帰りの地下鉄は、ハッピー・リエ、ベルサイユ・リョウの二人と一緒だったが、ハッピー・リエの声が大きいので、少々恥ずかしかった。アルコールのせいではなくて、この子は普段からこうなんですと周囲の乗客たちに釈明したい気分だった。

         

  11時、帰宅。風呂を浴び、録画しておいた『スマイル』を観て、ブログの更新は明日回しにして就寝。一週間が終った。ゼミが一週間の授業の締めくくりというのは気分的にはしっくりくる。やれやれというか、ホッとする。来年度も金曜6限で決まりかな。