フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月13日(水) 曇り

2009-05-14 02:04:15 | Weblog
  6時半、起床。昨夜は午前1時という普段の私にしては「早寝」であったためか、早く目が覚めてしまった。豚肉の生姜焼き、キャベツ、トースト、牛乳の朝食。ブログの更新をして、午前中に家を出る。
  昼食はコンビニのおにぎり3個。午後2時から運営主任会。引き続き4時から文化構想学部の運営主任懇談会。いろいろと考えなくてはならない問題が山積である。
  小沼先生より先生が編集された『ジョン・ケージ著作集』(ちくま文芸文庫)を頂戴する。ずいぶんと凝ったレイアウトの本である。どう凝っているかを口で説明するのは難しい。百聞は一見にしかず。店頭で手に取って見れば、「うん、たしかにこれは凝っている」と10人が10人思うはずである。
  丸の内ピカデリーで、紀里谷和明監督『GOEMON』を観る。面白かった。楽しめた。『レッドクリフ』の上を行っていると思う。主演の江口洋介以下、配役がなかなかいい。とくに魅力的だったのは、霧隠才蔵役の大沢たかお、織田信長役の中村橋之助、豊臣秀吉役の奥田瑛二、青年時代の五右衛門役の田辺季正、それから忘れてはならないのは、出番こそ短いものの、小平太の母親役の鶴田真由である。実に美しく、そして実にはかない。

         

  昨日、キャンパスで早稲田大学フィルハーモニー管弦楽団(ワセオケとは違います)の部員が5月公演のチラシを配っていた。見ると、場所が私の地元蒲田の大田区民ホール(アプリコ)となっている。スマップの中居君主演のTVドラマ『砂の器』でコンサートの会場として使われていたところだ。5月17日ということは次の日曜日じゃないか。これはぜひ行かねばと思う。全自由席で800円は安いなと思っていると、「早稲田大学関係者は入場無料」とあるではないか(身分証明書を提示)。これは本当にもう行くしかあるまい。開場は午後1時半(開演は午後2時)で、演目は次の3曲。

  1 チャイコフスキー幻想組曲「ロミオとジュリエット」
  2 ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」組曲
  3 ブラームス交響曲第1番ハ短調

  蒲田の音楽つながりということで、情報をもう1つ。「蒲田アカデミア」の次回イベント(7月20日)は「アイルランド音楽入門」であると世話役のN氏から連絡のメールをいただいた。アイルランド音楽といえば、『ありふれた奇跡』の中で出てきたのを(あれは踊りが主であったが)記憶している方も多いはずだ。