朝、少しばかり早い時間にかかってきた電話で起こされ、その後、二度寝をしたら、昼間過ぎまで寝てしまった。その電話は中学校時代の親友のY君からで、同級生のH君が亡くなったという連絡だった。私はH君とはとくに親しい間柄ではなかったが、H君と当時親しかったT君の連絡先を知らないかと聞かれ、メールアドレスは知っているから私から連絡を入れておくと答え、すぐにPCを立ち上げて、T君にメールを送った。H君はだいぶ前から腎臓を悪くしていて、二日に一度人工透析を受けていたらしい。駅のホームで喀血して倒れ、搬送先の病院で亡くなったそうだ。中学時代のH君はスポーツマンで、水泳部に所属していた。プールサイドの陽に焼けたしなやかな身体が記憶に残っている。
午後、散歩に出ようかどうしようか迷っているうちに、日が暮れてしまった。今日は決断力が鈍っている。一週間の疲れが出たのかもしれないし、H君の死のせいかもしれない。
午後、散歩に出ようかどうしようか迷っているうちに、日が暮れてしまった。今日は決断力が鈍っている。一週間の疲れが出たのかもしれないし、H君の死のせいかもしれない。