フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月22日(月) 小雨降ったり止んだり

2009-06-23 11:07:26 | Weblog
 9時半、起床。朝食は赤飯。10時半に予約してある近所の歯科に行く。前回、型をとったマウスピースが出来上がってきたので、嵌めてみて調整をする。これから毎日、睡眠中はこれを嵌めることになる。睡眠中に無意識のうちに奥歯を噛み締める癖があるらしので、それを緩和するためのマウスピースである。はたしてこのようなものをしたまま眠れるものだろうか。医師が言うには9割の人は大丈夫とのことだが、なんだか1割の方になりそうな予感がする。99%でなく、90%ですからね。10人に1人というのはそれなりの確率だと思う。
  12時に家を出て、大学へ。1時から本部で会合。いつもは1時間ほどで終るのだが、今日は2時間ちょっとかかった。腹ペコである。しかし次の予定があるので、のんびり食事をしている暇がなく、戸山キャンパスに戻って生協のカフェテリアで醤油ラーメンを食べる。350円を出して数円お釣りが来た。
  5限の時間にゼミのグループ報告の事前相談。他の章に比べるといささか長めで、記述もスケッチ風なので、面白そうなことが書かれてはいるが具体的にどういうことだろうと立ち止まって考えてみると、どうもよくわからないといった感じ。これは教科書というものの限界で、詳しくは原典にあたるしかないが、都市社会学のことなら社会構築論系の浦野先生、社会関係資本のことなら文学部社会学コースのK助手の専門だからと紹介しておいた(K君、もしゼミの学生が伺ったら、よろしくお願いします)。私は担当する基礎演習の学生(1年生)には積極的に先生方の研究室を訪問するように指導しているが、せっかく早稲田大学に入学したのだから、図書館と教員を活用しない手はないのである。
  帰りがけに、生協の書籍部で以下の本を購入する。

  マイク・フェザーストン『ほつれゆく文化』(法政大学出版局)
  ピエール・レヴィ『ヴァーチャルとは何か?』(昭和堂)
  張江洋直、大谷栄一『ソシオロジカル・スタディーズ』(世界思想社)

  夜、『ハサミ男』(2005年)をDVDで観た。麻生久美子、豊川悦司、阿部寛というキャスティングに惹かれてレンタルした作品だが、面白かった。昨夜観た『群青の夜の羽毛布』と同様、家族が重要なファクターとなっている点が興味深かったが、阿部寛の背の高さがマイナスに作用してしまっているところが玉に瑕である。