フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月31日(金) 曇り

2009-08-01 02:45:37 | Weblog

  10時、起床。昨日とは一転して涼しい一日。チキンのトマトソース煮、トースト、冷麦茶の朝食。フィールドノートを更新し、レポートの整理。昼食は、「ビーチボーイズ」の再放送(最終回)を観ながら、カップ麺。1997年の夏ドラマで、平均視聴率は23.7%だった。主人公の桜井広海(反町隆)の「いいじゃん、夏だし」という台詞が夏ドラマらしくてよかった。あれからもう12年が経ったか。広末涼子も稲森いずみも若い。もちろん反町隆も竹野内豊も若いのだが、女優の方が「若いなあ」という感じを強くもつ。もう一人の主人公の鈴木海都(竹野内豊)の恋人、山崎桜役の秋本祐希は歌手としての才能もあり、「SWEET HOLIDAYS」という曲を私はいたく気に入っていて、よく口ずさんだものだ。いまは一児の母親で、雑誌のモデルをしている。

  夜、ゼミの合宿の計画を作成してメールで送る。テーマは「現代日本人のライフコースとライフストーリー」。人生段階ごとの固有の課題と困難、そして希望について考える。

  一日目 昼の部(14:00-17:00) 「性役割意識」
       夜の部(19:00-22:00) 「乳幼児期」 
  二日目 朝の部(9:00-12:00) 「児童期」
       昼の部(14:00-17:00) 「青年期」
       夜の部(19:00-22:00) 「成人期」
  三日目 朝の部(9:00-12:00) 「老年期」

   6つのセクションのいずれも3時間。これは普段のゼミの時間と同じである。つまり二泊三日の合宿で普段の6週間分のゼミに相当する勉強をしようというわけである。各セクションの構成は共通で、課題文献の報告(1名)、コメンテーターの報告(2名)、そして全員でディスカッション。6本の課題文献は合宿入りする前に全員が読んで、BBSに感想を書き込んでおくことになっているので、課題論文の報告者は一般の学生よりも精緻な読みを期待される。コメンテーターは課題論文の内容を踏まえて、自分なりの考察、展開を期待されている。たんなる感想ではなく、文献や資料(それぞれの人生段階に固有の問題やライフストーリーを扱った小説、映画、TVドラマ、歌謡曲、広告、新聞・雑誌の人生相談など)を参照しながらミニ講義をするつもりで準備をすること。おそらく各セクションがうまくいくかどうかはコメンテーターの力にかかっている。
  レクリエーションの時間はとくに設けていないが、セクションとセクションの間は2時間あるので、食事や風呂以外のこともしようと思えばできないことはない。たとえば海辺の散歩や、卓球や、ベランダでのおしゃべり。でも、一番可能性があるのは、部屋のベッドで休息することであろ。胡瓜は浅漬け、学生は勉強漬け。そういうものである。