7時、起床。子雀に餌をやってから、ポトフ、トースト、牛乳の朝食。今日の空は夏らしい。いや、夏の名残の空というべきか。子雀にもベランダで日光浴をさせる。子雀は以前ほどチュンチュン鳴かなくなった。口ばしの黄色の部分も消えつつある。体型もスリムになってきている。人間でいえば、幼児期から児童期へ急速に移行しつつあるようだ。気になるのは、チュンチュン鳴かなくなったために、親鳥たちが集まってこなくなったこと。外に放ったときに、はたして雀のファミリーの一員としてちゃんと受け入れてもらえるだろうか。
書斎は子雀の運動場となっている。餌をやった直後は糞もするし、また、眠くなるようでもあるので、運動はさせないが、眠気が覚めた頃を見計らって、籠から出して、書斎の中で自由にさせている。PCの背面にあるUSBケーブルを空中に配して、電線に見立てて、止りやすいようにしてやっている。床面から本棚の上の方まで飛び上がることができたときが、子雀を放つタイミングだと考えている。
今日は原稿を21枚書いた。まさに鬼神のごとしだが、ただし、これはゼロから書いたのではなく、元になる原稿があって、それに加筆修正を施した結果である。これで、どうやら今週中に脱稿する目処がたった。土曜日は『二十世紀少年-最終章-ぼくらの旗』を地元の映画館で観るつもりだ。しかし、油断は禁物である。今度は子猫とか拾ってしまうかもしれないし。どうか世界が平和でありますように。