フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月15日(月) 曇り

2010-03-16 09:34:41 | Weblog

  6時、起床。早起きだが、昨夜は11時の就寝だったので、睡眠時間はしっかり7時間。久しぶりの卵かけご飯と茄子の味噌汁の朝食。


  9時半に予約してある歯科へ。戻ってからフィールドノートの更新。
  午後、昼食をとりに外へ。「オレンチーノ」で味噌煮込みうどん。食後にあんこ入りのおやき。金沢では中華麺や洋麺は食べたけれど、うどんや蕎麦は食べなかった。O君に言われて購入した『やっぱり、金沢はおいしい』(金沢倶楽部)には、うどんや蕎麦の名店が紹介されていたが、限られた日数(5泊6日)でそこまで手が回らなかった。なのでうどんも、卵かけご飯同様、久しぶりである。

  食後の珈琲は「グッディ」で。ほぼ日手帳カズンを持参したのは、今回の旅の総括を書き付けるためである。喫茶店のテーブルは床からの高さが低くて、ノートを広げるのに適さないことがよくあるのだが、「グッディ」のテーブルはちゃんと高さがある。一般にレトロな喫茶店の方がテーブルの高さがあるように思う。斜め後ろのテーブルではキャバクラ志望の女の子がスカウトマンから説明を受けていた。またか。至近距離のところに店があるのだろうか。

  5泊6日という日程は、出発する前は、同じ場所に滞在するにしては少々長いかと思ったが、実際に行ってみると、あっという間だった。フランス人のバカンスのように3週間くらいあってもいいように思う。ただし、それだけの長期滞在となると、ホテルの部屋はもっと広くないといけない(閉塞感が募るから)。ベッドのほかに、書き物をするための大きなデスクと、読書用のリクライニングシートと、大きな画面のパソコンが必要だ。できればワンルームでなく、寝室と居間のセパレート・タイプがいい。しかし、そうすると宿泊代は馬鹿にならない。ホテルではなくウィークリーマンションを借りた方が安上がりだろう。でも、その場合は、大浴場は諦めなくてはならない。ウィークリーマンションを借りるならば近所に銭湯があるところがいい。・・・と机上の計画はいくらでも具体化するが、実際問題として、2月・3月に3週間連続の休暇は取れそうもない。少なくとも論系の主任をやっている限り無理だ。どんなに頑張っても最長で2週間が限度。夏休みの方がまだ可能性はあるが、真夏の太陽の下の長い散歩はしんどいし、海水浴客でごったがえす内灘海岸というのもあまり魅力的ではない。訪れるなら海水浴シーズンが終ってからか。♪いまはもう秋、誰もいない海~(byトワ・エ・モワ)だ。内灘に来るのはいつも冬から春先にかけてで、それ以外の季節を知らないから、それもいいかも。しかし、費用や時間の問題をクリアーしたとしても、もう1つ、家人の承諾というハードルが残っている。散歩のように「ちょっと行ってくるよ」というだけではすまないのである。自分が単身者でないことを残念に思うのは、旅への憧憬を感じたときと、そして給料日だ。おりしも今日は給料日。妻はまだ私に今月分の小遣いをよこなさい。