フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月19日(金) 晴れ

2010-03-20 13:35:05 | Weblog

  8時、起床。炒飯の朝食。近所のTさんが来て、桜の木を見てくれる。壁の塗り替えにあたって家の周りに足場を組むのだが、そのため、壁の近くに植わっている木が損傷する恐れがある。母が一番大切にしている小さな桜の木を壁から離れた場所に植替えるのが安全だろうというこで、母がTさんに依頼したのである。Tさんはすでに引退した元証券マンだが、植木のことはセミプロで、近所の人たちは植木のことは何でもTさんに相談している。Tさんは桜の木を見て、「大丈夫です。今日の午後にでも植替えてしまいましょう」と言ってくれた。私も大学を退職したらTさんのように地域社会のお役に立てる人間になりたいものである。

  午後から大学へ。病気のため授業が担当できなくなった先生の後任の件で大薮先生と相談。事務所へ行って演習0次登録の状況について確認。教務の先生と来年度(2011年度)のカリキュラムの件で相談。その他、諸々の雑用を片付ける。
  私のゼミの2年生・3年生の顔合わせパーティーのデリバリーを頼んでいるサンドイッチ店「maruharu」のマダムから研究室に電話が入る。人数の確認。一応、30人で。でも、最終的な確定はもう1日待ってもらう。サンドイッチ、オードブルー、ケーキ。みんな、もっと食べるだろうか。でも、黙々と腹いっぱい食べることが目的ではなく、顔合わせ=社交が目的の立食パーティーだからね。お腹が空いていたら家に帰ってからカップヌードルでも食べてねと。
  二文の社会・人間系専修の卒業記念のUSBメモリーが完成した。学生や教員らの映像とメッセージが多数収録されている。とりあえず自分が出演しているところを見てみる。うん、秀逸だ。制作に携わったみなさん、ありがとう。

  夜、大薮先生からメールで、適任の方が見つかったとのこと。講義内容はもちろん、曜限も既定の時間帯でOK、これ、奇跡的といってもよいのではなかろうか。神様っているんだな、と思った。