フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月23日(火) 曇り一時小雨

2010-03-24 09:03:17 | Weblog

  8時、起床。玉子焼、豚汁、ご飯の朝食。10時に予約している近所の歯科医院へ。名前を呼ばれて、診察室に入り、指示された一番手前の診察台に座るとき、可動式のアームにおでこをぶつけて、歯科衛生士さんに大丈夫ですかと心配されつつ、クックックッと笑われる。「はい、エプロンしますね~」の彼女である。彼女の名前は知らないが(名札とかは付けていないので)、武蔵村山の出身とのことなので、「武蔵村山さん」とここでは呼ぶことにしよう。彼女は武蔵村山のことを私が知っているのに驚いて、東村山じゃありませんよ、武蔵村山ですよと念を押した。確かに志村けんの「東村山音頭」のおかげで東村山は全国的に有名だが、東京に住んでいる人間なら武蔵村山の名前ぐらいは知っている(でもないのだろうか?)。武蔵村山は私の教え子でいまは弘前大学で教えている高瀬君の実家のあるところで、彼のブログにはしばしば登場する(たとえばこちら)。私にとって武蔵村山が周知の場所であるのはそのためかもしれない。
  その武蔵村山さんから、「私、先生のブログのファンなんです」と告白される。私がブログをやっていることは、私が宣伝したわけではなくて、患者さんの中に私のブログの読者(正しくは読者のお姉さん)がいて、その方が発信源なのだが、最初、ときどき読む程度だったのが、いまでは毎日欠かさず読むようになり、更新の遅い日などは(スミマセンね)、まだかな、まだかな、と何度もチェックをするまでになったという。最近の金沢旅行の記事を読んで、自分も金沢に行きたくなりました。ヒツジキッチン、行ってみようと思います。ところであの雀ちゃんとは一緒に寝ているのですか?矢継ぎ早の感想や質問。こちらは診察台に寝ているので、なんだか問診を受けているようである。歯の掃除をしてもらって、「歯の磨き方、だいぶ上手になりましたね~」とほめられる。ばぶー。
  午後から大学へ。「maruharu」に寄って、明日のゼミの顔合わせパーティーの料理(サンドイッチ、オードブル、ケーキ)の支払いを先に済ませておく。3万5千円也。ついでにトーストサンドと珈琲の昼食をとる。


本日のサンドイッチは豚肉のロースト(美味しかったです)

  午後1時から早稲田社会学会の理事会。それが4時過ぎに終わり、事務所に行ってあれこれの用事を片付ける。帰りがけに論系室に顔を出す。助手のAさんとS君が明日のガイダンス用の資料の作成作業をしていた。隣接する2部屋は最近間仕切りを撤去してワンルームとして使えるようになった。テーブルと椅子を調達してくれば、教室会議やサブゼミ用の部屋として十分使える広さである。新年度の準備が着々と進んでいる。最初の授業(火曜4限の「現代人間論系総合講座1」)まであと2週間だ。


キャンパスの八重椿


研究棟裏の斜面に咲く花だいこん

  あゆみブックスで以下の本を購入。

  風間孝・河口和也『同性愛と異性愛』(岩波新書)
  辰濃和男『ぼんやりの時間』(岩波新書)

  蒲田に着いて、駅ビルの無印良品で小物を何点か購入。私が愛用しているコクヨの測量野帳(スケッチブック)と仕様がそっくりの「手のひらサイズポケットノート」といういうのが出ていて、びっくり。