7時、起床。ピーマンの肉詰め、トースト、冷麦茶の朝食。
10時、昨日に続いて「オンテックス」のT氏来る。壁の塗装の色の相談。ある程度までは絞り込めるが、そこから先が一気にというわけにはなかなかいかない。現状に近いものにするか、あるいは違う系統のものにするか、まずはそれを決断しなければならない。近所に実際に工事を請け負った住宅があるというので、妻と一緒に自動車で連れて行ってもらう。見本帳で見る印象と現実の住宅に塗られている色とは受ける印象が違う。外光の加減があるし、それになにより見本帳の断片で見るのと丸ごと家一軒塗られているのを見るのとでは、スケールが違うわけだ。一般的に行って、見本帳で見るより実際に家の壁に塗ったものの方が色が薄くなる感じだ。結局、今日も決まらなかった。
午後、自転車に乗って梅屋敷のファミリーマートへ行く。先日電話で申し込んだムターの演奏会のチケットをそこで受け取るためである。自宅の近くにあるコンビにはセブンイレブンばかりで、一番近いファミリーマートが梅屋敷駅前なのである。店内にある機械に電話で言われた9桁の番号と自宅の電話番号の末尾4桁を入力するとチケットの交換券が出てくる。それをレジに持っていって、代金を払ってチケットを受け取るというシステムである。初体験であったが、郵便局の機械でお金を振り込むときよりも操作は簡単だった。
昼食は梅屋敷商店街にある「琵琶湖」でソーセージとトマトのビザと珈琲。「琵琶湖」は個人経営の喫茶店としてはかなり広い方だと思うが、私がピザを注文して待っているときは、10幾つかあるテーブルが全部客で埋まっていた(もちろん全部の椅子がではない。4人がけのテーブルに一人客が座っている場合が多い)。これなら十分にやっていけるだろう。活気のある商店街にある喫茶店の強みだ。
家族への土産に甘納豆(石井商店)と鶏の唐揚げ(鳥久)を買って帰る。「石井商店」は弁天様の近く、産業道路沿いにある、一見するとかなり昔からあるお店のように見えるが、まだ開店して10年は経っていないのである。ずいぶんと年季の入った店舗のように見えますがと私が言うと、ご主人曰く、「はい、そういうふうに見せているのです」。な、なるほどね。甘納豆にはいろいろと種類があるが、ミックスで入っているものを購入した。「鳥久」は東邦大学病院のそばにあり、弁当を販売する店舗と惣菜を販売する店舗が隣り合っている。鳥の唐揚げは1個150円くらい(「くらい」と書くのはグラムで販売しているため)。4個購入。私はケンタッキーフライドチキンよりもここの鳥の唐揚げの方がずっと美味しいと思う。
一昨日と同じ光景を見た。一昨日とは全然別の場所で、したがって別の保育園の子どもたちであろう。ということは、こういうワゴンに子どもたちを乗せてのお散歩(子どもたちは歩いていないから「散歩」という表現は正しくない。「外出」か)が広く普及しているということであろう。たぶん公園かどこかへ子どもたちを連れて行って、そこで遊ばせるのであろう。まさか保育園の周りをぐるっと一周してそれで終わりということはあるまい。昔、竿竹や豆腐を売って歩くビジネスがあったが、思わず、「子どもはいりませんか~」と声に出してみたくなる光景である。近未来SF映画の一場面みたいだ。
夜、ゼミの学生たちに顔合わせパーティーへの出欠を問うメールを送る。数人からはすぐに返信があったが、反応が鈍い。メールをチェックしていないのだろうか。いま、このブログを読んでいる君、いますぐメールをチェックしようね。
蒲田アカデミアの催し、ボブ・ディラン来日記念特別企画「五十嵐正、ボブ・ディライン、キャロル・キングを語る」が明日あります。詳しくはこちらを。金沢に出かける日の朝にお知らせをいただいたので、そのままになっていました。ごめんなさい。