8時、起床。夜来の雨と風が止んで、暖かな一日。昨夜の残りのハヤシライスのルー、トースト、牛乳の朝食。
妻の実家の墓参り。横浜で義母、義姉と待ち合わせ、タクシーで三ツ沢墓地へ。お彼岸の中日にしては空いている。
タクシーでまた横浜駅に戻り、「紅虎餃子房」で昼食。妻と義姉は坦坦麺と餃子のセット、義母は五目あんかけ焼そば、私はレバニラ炒め(辛味)と鶏の唐揚げにご飯。義母がレバニラ炒めを一度も食べたことがないというので驚いた。私の母はレバニラ炒めが好物で、たぶん、明日、我が家の墓参りの後の食事は中華料理店であろうから、母はレバニラ炒めを注文するのではなかろうか。
高島屋でビーズグランプリ2009というのをやっていて、妻の作品が佳作で展示されているので、みんなで観に行く。昨年の夏に日本橋高島屋で展示会があり、その後に札幌東急で開催され、今回の横浜高島屋が最後である。
これが妻の作品「Blue Flame」(本人の解説はこちら)
展示会場を出て、女性陣とはここで別れ、高島屋の中を散歩する。子どもの頃、母に従って歩いたデパートや結婚してから妻に従って歩いたデパートは疲れるだけであまり楽しくなかったが、一人で気ままに歩くデパートは楽しい。何か特定の買物があるわけではなく、へぇ、こんなものが、あんなものがと見て歩くのが楽しい。伊東屋でZEQUENZ360の小型の赤い手帳を購入。同型のモールスキンの手帳の3分の1の価格。これが適正価格と思う。近頃の手帳は高くなりすぎた。
「清月堂」で白玉クリームぜんざいを注文して一服。デパートのよいところは、本屋は一軒、レコード屋は一軒、中華料理屋は一軒・・・という具合に店同士の競合がないところだ。かつての地域の商店街もそうであったように記憶している。それがコンビニが進出してきた頃から、仁義なき戦いが始まったのだ。同じ通りにコンビニが何軒もあり、百円ショップが何軒もあり、同工異曲のチェーン店のカフェが何軒もある。ハーモニーがなく、不恰好である。デパート業界は不振が続いていて、デパートという形態そのものが時代遅れだと言われているが、デパートの楽しさというものが必ず再認識されるときが来ると私は思う。