フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月9日(金) 晴れ

2015-01-10 11:05:32 | Weblog

8時、起床。

ハッシュドビーフ、トースト、サラダ(炒り卵、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

昼前に家を出て、大学へ。

神楽坂で途中下車して「SKIPA」に顔を出す。新年の挨拶。隣の「トンボロ」のマスターご夫妻にも挨拶。

スキッパ定食。今日のメインは鶏肉団子の春雨スープ煮。

食後にホットチャイ。

平日は空いていて、私の他には女性客が一人だけ。その女性客が出た後は、誰に遠慮することもなく宙太さん、のんちゃんとおしゃべりを楽しむ。

のんちゃんは髪の分け目を変えました。


(昨年の11月14日)

「カフェゴト―」にも顔を出す。馴染みのカフェには新年の挨拶が欠かせない。

窓際の大きなテーブルの明るい席でしばらく仕事をする。

今年初めてのキャンパス。

今年初めての研究室。

大学宛てに届いていた年賀状に目を通す。こらから返信を書くので、寒中見舞いとさせていただきます。

バーダマン先生、安藤先生から新著をいただく。『アウトプットに必要な基本英文法』(研究社)。安藤先生の「おわりに」が面白い。

「著者ジェームズ・バーダマンも認めるだろうが、本書において、私は多大な貢献をしている。なぜなら、ここで紹介されている日本人特有の英文法の誤まりの多くは、私が提供したものだからだ。バーダマンと英語で話していると、ときおりその眼が妙な光り方をすることがある。それは「はじめに」でバーダマンが「穴ぼこ」と呼んでいるものに私がつまづいた印なのだ。本当はメモをとりたいところなのだろうが、それを我慢して話を続けてくれたことに、とりあえず感謝しておこう。」

40年ほど前、友人とヨーロッパを旅行したことがある。その日のうちにドイツのチュービンゲンという街まで行く予定が、目算が狂って、スイスのチューリヒで一夜を過ごさねばならなくなった。夜の街を歩きながら、宿を探した。たぶん人種差別的なものもあったのだろう、部屋を提供してくれる宿がなかなか見つからない。友人が受付の男に行った。「悪い部屋でいいんだけど」。日本語に翻訳すればそういうことを言わんとしたのだが、友人が「悪い部屋」を「バッド・ルーム」と言った。ま、まずい、と私は思った。案の定、受付の男は怖い顔で我々をにらみ、「うちに悪い(邪悪な)部屋なんてない」と言った。私は友人に代わって言った、「安い部屋でいいんだけど」。日本語に翻訳すればそういうことを言わんとしたのだが、私は「安い部屋」を「チープ・ルーム」と言った。すると受付の男はますます怖い顔を我々をにらみ、「うちに安い(ちゃちな)部屋なんてない」と言った。われわれは外に追い出された。あれが夏でよかった。これは文法以前の語彙の問題だが、以来、われわらは英語についてはつまづきの連続なのである。

本書が「穴ぼこ」だらけの夜の道を照らすランタンになってくれたらと思う。

卒業生のN君(論系ゼミ4期生のゼミ長)が研究室に顔を出した。仙台で働いているのだが、年末年始も休みなく働いて、その代休で東京に帰ってきているそうだ。私も次の予定があるので、短時間の面会だったが、ハードな仕事のようで、顔がスリムになっていた。

神楽坂の「梅花亭」で買ってきた柚子餅でおもてなし。

若さを過信せず、体を大切にな。

5限・6限jはゼミ。

1月のゼミは4年生のゼミ論報告会。毎回、6人に報告してもらう。今日はAさん、A君、Iさん、Uさん、もう一人のUさん、そしてKさん。

途中のスイーツタイムは4年生のT君が用意してくれた、縁結びのご利益があるというチョコピーせんべい。

ゼミは8時頃に終わる。

夕食は新年の挨拶方々「五郎八」で、豚ゝ(とんとん)せいろ。

10時、帰宅。

一服してから、近所の専門学校の回りをランニング&ウォーキング。ちょうど1時間のトレーニングだったが、寒かった。額には汗がにじむのだが、体はなかなか暖かくならない。次回はもう少し厚着をして走ろう(手袋も必要かもしれない)。帰宅して、ゆっくり風呂に入る。極楽なり。