フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月4日(土) 曇り

2015-04-05 15:35:33 | Weblog

7時、起床。

トーストと紅茶の朝食。トーストにはバターと昨日「phono kafe」で購入したマスタードを塗る。この一週間ほど左足首を休めるため夜のランニング&ウォーキングを休んでいるので、朝食はカロリー控えめにしている。

さて、一仕事。

昼食は焼きそばとアメリカンドッグ(1本)。焼きそばはご近所のIさんが作ってもって来てくれたもの。母がいるせいで、私の近所のコミュニティでは1950年代的なおすそ分け文化が健在である。その文化を担っているのは70代、80代の女性たちである。

夕食は鶏肉とレンコンとアスパラとピーマンの炒め。

新朝ドラ『まれ』を見ている。東京から地方の海辺の町へ主人公が逃げるようにやってくることろは『あまちゃん』と通じるものがあるが、『あまちゃん』の主人公にとってそこはおばあちゃんのいる土地だったが、『まれ』の主人公(の一家)にとってはそこは縁もゆかりもない土地だ。新しい生活をそこから始めるために。ドラマの最初の一週は、一家がその縁もゆかりもない土地の人々に受け入れるまでのエピソードが描かれていた。そのエピソードはたんに家族の物語であるだけでなく、土地の人々が存続の危うくなった自分たちの祭りを見直すという共同体のエピソードと重ねて描かれていた。うまい導入だと思う。来週から主人公の高校時代に話は一気に飛ぶが、主人公の子ども時代を演じた利発そうな女の子(松本来夢)の演技をもっと観てみたかった気もする。

来週あたりから春ドラマが始まる(一部、今週スタートしたものもある)。気になるドラマは以下の通り。

月曜日  『ようこそ、わが家へ』 原作:池井戸潤 主演:相葉雅紀 フジ系 9時 (13日スタート)
      *「月9」史上初のサスペンスタッチのホームドラマ

火曜日  『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』 主演:木村文乃 TBS系 10時 (14日スタート)
      *セレブ幼稚園を舞台に庶民ママとセレブママがぶつりかりあい、理解し合っていくヒューマンドラマ。木村文乃が「庶民ママ」ですと? 

     『戦う! 書店ガール』 原作:碧野圭 主演:渡辺麻友・稲森いずみ フジ系 10時 (14日スタート)
      *『マザー・ゲーム』と同じ時間帯。そちらとの戦いも見逃せない。

水曜日  『Dr.倫太郎』 脚本:中園ミホ 主演:堺雅人 日テレ系 10時 (15日スタート)
      *堺雅人が精神科医を演じる。観ないわけにはいかない。

     『心がポキッとね』 脚本:岡田恵和 演出:宮本理江子 主演:阿部サダヲ フジ系 10時 (8日スタート)
      *岡田恵和の脚本、宮本理江子の演出であれば、観ないわけにはいかない。 

木曜日  『かぶき者 慶次』 主演:藤竜也 NHK 8時 (9日スタート)
      *NHKの木曜時代劇には秀作が多い。 

     『アイムホーム』 原作:石坂啓 主演:木村拓哉 テレ朝系 9時 (16日スタート)
      *キムタク初のテレ朝系連続ドラマ。主人公のサラリーマンは事故で記憶が曖昧になり妻子が仮面を被って見えるよいう設定。これはけっこう怖い。

     『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』 主演:大島優子 TBS系 9時 (16日スタート)
      *暴力団から抜けたい人からの電話相談を受ける通称「足抜けコール」を舞台にした青春ドラマ。大島優子演じる主人公のキャラが凄いらしい。

     『医師たちの恋愛事情』 主演:斉藤工 フジ系 10時 (9日スタート)
      *あの『昼顔』と同じ木曜劇場でいまをときめく斎藤工が主演する医療+恋愛ドラマ。 

     『恋愛時代』 原作:野沢尚 主演:比嘉愛未 日テレ系 11時59分 (2日スタート)
      *すでに初回は放送された。見逃した人のために日テレ無料DATAサイトで観ることができる。 

金曜日  『アルジャーノンに花束を』  原作:ダニエル・キイス 主演:山下智久 TBS系 10時 (10日スタート)
      *岡田恵和の脚本、ユースケ・サンタマリアの主演で2002年にドラマ化されている。なかなかいいドラマだった。

     『天使と悪魔』 主演:剛力彩芽・渡部篤郎 テレ朝系 11時15分 (10日スタート)
      *天使のような警察官(剛力)と悪魔のような弁護士(渡部)が禁断の交渉により未解決事件の真相を追う。

     『不便な便利屋』 主演:岡田将生 テレ東系 0時12分 (10日スタート)
      *「水曜どうでしょう」の企画者&出演者の鈴木貴之が脚本・監督を務める北海道を舞台にしたコメディー。 

土曜日  『ドS刑事』 主演:多部未華子 日テレ系 9時 (11日スタート)
      *「悪人を好きなだけいたぶれると思った」というのが刑事になった理由というドSの女刑事を多部未華子が演じる。

     『64(ロクヨン)』 主演:ピエール瀧 NHK総合 10時 (18日スタート)
      *NHKの土曜ドラマは傑作が多い。 

日曜日  『天皇の料理番』 主演:佐藤健 TBS系 9時 (26日スタート)
      *最後尾からのスタート。

     『ボクの妻と結婚してください』 主演:内村光良 NHKBSプレミアム 10時 (5月10日スタート)
      *余命半年を宣告されたサラリーマンが自分の代わりに家族を守ってくれる妻の再婚相手を探すという話。

参考:『月刊テレビガイド』(3.27~5.1) 


4月3日(金) 曇り

2015-04-05 02:21:19 | Weblog

8時半、起床。

パン、サラダ(ハム、トマト、ブロッコリー)、牛乳の朝食。

昼食は母が用意してくれた照り焼きハンバーグ、卵焼き、カキフライなど。

午後からある必要があって役所や銀行を回る。

用向きを済ませてから、「まやんち」で一服。蒲田モダンロールとアイスティーを注文。

蒲田モダンロールは「まやんち」の看板メニューの1つなのだが、メニューに出ていない(「品切れ」と表示されている)ことが多い。作るのに手間がかかるので、季節限定メニューの方が優先されてしまいがちなのだ。それが先週も今週もメニューに出ている。どうしたのだろうと思っていたら、店長のまゆみさんが説明してくれた。先週から店内の展示コーナーで開催中の「くまあがり ちまちま・のほほん展4」で蒲田モダンロールが重要なアイテムとして使われているからだ。

「くまがり ちまちま・のほほん展」は毎年一回開催されていて、今回で4回目になる。ちまちまと作られた、のほほんとする世界だ。

ポストカードもある。何枚かは「まやんち」が撮影に使われている。

小瓶の中でくまさんが蒲田モダンロールとアイスティーを注文している。今日の私と同じではないか。こんな偶然があるだろうか。もちろん即決で購入した。

まゆみさんに「日曜日の営業は考えたことがないのですか?」と尋ねたら(「まやんち」は木・金・土の週三日営業)、「大久保さんがいらっしゃってくれるようになる以前ですが、開店当初は日曜日も営業をしていました。でも、そうすると、冠婚葬祭などに出られないことが多くて・・・。こういうお店をやっていて日曜日を休むというのは決断がいったのですが、休むことにしたのです」とのことだった。なるほど。拙稿「現代社会と自由時間―あるいは「休む」ということ」の中で書いたことだが、「休む」には決意がいるというのがわれわれの社会の現状で、これは自営業者の場合に限らず、サラリーマンが有給休暇をとる場合も同じである。そして、にもかかわらずではなく、まさにそれゆえに、私たちが私たちの人生の自律性を担保するために、決然として「休む」ことが必要なのである。 

駅の東口から西口へ。カフェの梯子で「phono kafe」をめざす。

客は私一人だった。惣菜メニューの中からレンコンボールの野菜あんかけ(だったかな・・・)と小豆茶を注文する。

大原さんとおしゃべりをしていたら清水直子さんが入ってきた。先日は作品展に来ていただいてありがとうございましたと礼を言われる。私が購入したカラフルな小皿は次回の作品展でのテーマにしようと考えていて、その試作品だったそうだ。そうか、どおりで展示品の中で異彩を放っていたはずである。

「phono kafe」では清水さんの小皿がスプーン置きなどに使われている。

清水さんが大原さんに先日購入したオーガニックのマスタードが美味しかったという話をした。聞いてきたら私も食べてみたくなり、一瓶購入することにした。

バタートーストに塗って食べると美味しいそうである。

6時を回ったあたりで店を出る。よい週末を・・・といっても大原さんは週末も仕事である。

夕食はお刺身。

鮪の漬け、鰯、イサキ、イクラ。

デザートはバームクーヘン。