フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月25日(土) 晴れ

2015-04-26 02:07:31 | Weblog

8時、起床。

「TSUTAYA」に借りているDVDとCDを返却に行き、帰りに「テラス・ドルチェ」で朝食をとる。

モーニングセットは3種あり、厚切りトーストセットを注文する。(他の2種はチーズトーストセット、ホットケーキセット)。550円也。ブレンド単品で450円だから、+100円でこれだけ付くのはとてもお得感がある。

カウンター席にいたのだが、二つ隣の席に座った常連と思しき私より少し年長の客がマスターをおしゃべりをているのが耳に入ってくる。滑らかな口調が話術で生活している人のようである。「詐欺師みたいって言われるですよ」と彼は言った。なるほどねと思ったが、うなづくわけにはいかない。母親が88歳だそうだ。私と同じだ。母親は大井町に1人で暮らしていて、月に一度くらい、食事に誘うそうで、今日がその日だという。「いつまでも子供扱いで、今日あたりいろいろ叱られそうな気がするんですよ」と笑っている。何年か前に奥さんを亡くしたらしい。「あのときはまいりましたね。あんなふうになるとは思わなかった。自分でもびっくりしましたよ」と口調はあいかわらず軽妙だが、どこかしらしんみりしているのが感じられた。

もう少し彼の話を聞いていたい気もしたが、この辺で店を出て、自宅に戻る。

昼食は妻が買ってきたテイクアウトの寿司。

母が押入れをゴソゴソやっているので、「何をやっているんですか?」と尋ねたら、「月曜日に病院へ行ったらそのまま入院になりそうだから、その支度をしているんです」と答えた。明後日の月曜日、昨日の検査の結果を聞きに行くのだが、自分の体の変調具合から、たぶん入院になると予感しているわけだ。一週間前に診察してもらったときは、医師が入院の可能性について言及したときに、「入院?いやだ、いやだ」と言ったいたのに、今日は自分から入院のことを言っているところを見ると、やはり大分つらいのだろうと思う。

夕食は餃子。昨夜から名古屋から息子が帰ってきていて、GWの間はうちにいる。餃子は息子の大好物である。

母に「餃子、食べますか?」と尋ねると、「食べてみようかね」と言ったので、餃子2個と味噌汁を息子に持って行かせた。

NHKの土曜ドラマ『64』第二話をリアルタイムで観る。春ドラマではこれがダントツで一番。