7時、起床。
トースト、サラダ(トマト、レタス)、紅茶の朝食。
9時半に家を出る。ご近所の八重桜が見頃を迎えてる。
今年度は2限の授業が二つある、火曜日の論系演習「個人化の社会学」と木曜日の(院生の)研究指導だ。 今日は修士1年生のSさん(地方の公立大学の出身である)に卒論でどんなことをやったのかを報告してもらう。今日一回では終わらず、来週に続く。
少し早目に終わったので、昼食は「KHANA(カナ)」でカレーを食べる。カレーが一種類のカナセットで、マトンカレーの辛口を注文。一種類でもルーの量は多いので大丈夫。一番好きなマトンカレーをたっぷり食べる。辛さは辛口がカレーらしくていい。
3限は大学院の演習。正規の履修者は修士課程の学生が3名。プラス博士課程の学生が1名で計4名。研究室でやるにちょうどいい人数である。
4限は空き時間。「カフェゴト―」に行って、アイスココアを飲みながら、5限の講義の準備(パワポのスライドの説明の確認)。一日3コマの授業はちょっとハードだが、3連続ではなく、昼休みや空き時限が間に入るので、なんとかやれそうである。
生協で、池澤夏樹の個人編集の「日本文学全集」全30巻(筑摩書房)の中から、『中上健次』『掘辰雄・福永武彦・中村真一郎』『南方熊楠・柳田國男・折口信夫・宮本常一』の3冊を購入。
全30巻の内容はこちら→★
ユニークな全集である。今日購入したのは近現代の作家・文筆家のものだが、『古事記』から始まっていて、近現代作家は第13巻の『夏目漱石・森鴎外・樋口一葉』以降である。巻数が限られているから漱石や鴎外といったビックネームの作家でも単独の巻にはなっていない。そうした中で、谷崎潤一郎、吉田健一、石牟礼道子、中上健次、大江健三郎、大岡昇平、須賀敦子の7名が一人で一巻である。ずいぶんと思い切った(もっともそうでなければ「個人編集」と銘打った意味はないわけだが)ラインナップである。村上春樹の名前がないが、3巻からなる「近現代作家集」の中に入っているのだろうか?あるいは村上春樹は文学全集・選集に自分の作品が入ることを断っているのだろうか?
5限の講義「日常生活の社会学」を終えて、研究室で少し雑用を片付けてから、6時45分に大学を出る。日が長くなって来ているとはいえ、この時間はまだ「夜」に属している。いずれ、夏至の頃には、「夕方」になるだろう。
夕食は鮭とキャベツの電子レンジ蒸し。
デザートはいただきものの金沢中田屋のきんつば。
ネットで注文しておいたデイビット・ピリング『日本―喪失と再起の物語』の原書が届いていた。
録画した春ドラマの初回をコツコツとチェックする。大島優子主演の『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます』は思ったより面白く(次回も観よう)、堺雅人主演の『Dr.倫太郎』は期待していたほどではなかった(次回、どうしようかな)。