フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月25日(水) 晴れ

2017-01-27 11:49:37 | Weblog

8時、起床。

飼い猫のはるは二階のリビングが居場所である。最近、一階で(ときに二階のリビングの外の廊下で)野良猫のなつの声がするので、自分の居場所を奪われるのでないかと気が気ではなかったようだが、リビングまでは浸食されることはないようだとわかったらしく、落ち着きを取り戻している。

トースト、みかんジャム、サラダ(鶏のササミ)、紅茶の朝食。

お昼に家を出る。

川崎で南武線に乗り換える。

矢向駅で卒業生のサキさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせる。私大の職員である彼女は、今日はお休みをとってやってきた。

彼女は去年の11月22日、「いい夫婦の日」に入籍をした新婚さんである。商店街を歩いているとき八百屋のおやじさんに「奥さん、大根と白菜が美味しいよ」と声をかけられるようになった・・・ということはないそうである(笑)。

「パン日和あをや」へ向かう。

「パン日和あをや」から今日のカフェ巡りをスタートすることはサキさんの希望である。彼女は「あをや」は二度目。奥様も交えておしゃべりがしたいということだったので、一階のテーブル席を予約しておいた。

開店直後のカウンターにはたくさんのパンが並んでいる。

おや?新玉ねぎのサンドが書いてないですが? それは週末限定のメニューだそうです。

まずはアップルっタイダーで喉を潤す。

本日のスープはジャガイモとまいたけのシチュー。お替りをしたい美味しさだが、我慢する。

ソーセージ。 

サーモン、アボカド、クリームチーズのサンド。女性に絶対の人気がある。

フランスサンド。コッペパンに林檎、ブリ―チーズ、ルッコラを挟み、お好みで(個人的には絶対におススメ)蜂蜜を垂らして食べる。なお、フランスサンド」という名称は奥様がそう呼んでいるだけで、フランス人がこういうサンドを食べているわけではありません。

奥様を交えたおしゃべりの話題は、新婚生活から、夫婦というもの一般に及んだ。

なかなな興味深い話が満載なのだが、奥様のオフレコ指定があるため、ここでは書けません。

食事の〆はホットショコラ。サキさんは紅茶。

ホットショコラにはもちろんクロワッサンを添えて。

 奥様がテイクアウトのお客様と話している間、二階の和室でポートレートを撮る。

  

 

 一階に戻って、奥様にツーショットを撮っていただく。

彼にパンのお土産を買ったサキさんだが、彼のことを、「旦那」と言ってみたり、「夫」と言ってみたり、「彼」といってみたり、呼称が一定しないようで、そこが新婚らしいところである。

私の個人的意見だが、「旦那」や「亭主」は新婚さんには似合わない言葉です。「相方」なんていう漫才用語もやめておいた方がいいです(元々は遊郭で客の相手をする遊女のことです)。 「夫」か「彼」がいいと思います。

二軒目のカフェをめざして歩く。

矢向駅の近くの「ノチハレ珈琲店」。サキさんは初めて来る。私のブログを見て、ぜひ来てみたかったそうだ。

「あをや」からは徒歩15分だから、お腹は減っていない・・・でしょ?

でも、「スイーツは別腹」ということで(ホントか?!)、チーズケーキと珈琲(ノチハレブレンド)をサキさんは注文した。

私はさきほどホットチョコラを飲んだので、スイーツはいらない。ただし、お腹にはまだ余裕があったので、マヨ玉トーストと珈琲を注文した。

初めて注文するメニューで、私はよくあるゆで卵の黄身とマヨネーズを和えたものをトーストに塗ったものを予想していたのだが、ピザトースト風のものが運ばれて来たのでびっくりした。食べられるかな?

しかし、この半熟卵と塩・胡椒の加減が絶妙で、ペロリと食べてしまった(一切れ、彼女にもおすそ分けした)。次回もまた注文しそうな気がする。

時刻は午後4時。空はまだ明るい。もう一軒、サキさんが駒込まで帰る途中のルートにあるカフェに寄って行きましょう。

矢向ー(南武線)→川崎-(京浜東北線)→大井町で途中下車。

「ポッタリー」に到着。昨年の6月に続いて(そのとき彼女はスーパー・グランドスラムを達成したのだ)、二度目の訪問である。

私はコーヒー、彼女は紅茶を注文。

彼女は小柄なので、「キャビンアテンダントをされていらっしゃるの?」というマダムの定番の質問はないかと思っていたが、しっかりありました(笑)。

「写真をお撮りしましょうか?」とマダムが言ってくれたので、お願いする。

陽が沈んで、でも、まだ西の空がほのかに明るさを残している時刻に、店を出た。

サキさんは入籍を済ませて、すでに彼とは一緒に暮らしているが、挙式はこれから、5月の上旬の予定である。ゼミの同期の人たちの何人かと一緒に私も呼ばれている。次に彼女と会うのはその晴れの舞台でだろうか。あるいは、招待状を手渡ししたいとのことなので、早春カフェで会うことになるかもしれない。

苗字が変わって、人生の新しいステージに立った彼女だが、サキさんはサキさんで、別の人間になっていまうわけではない。これまでのように季節の折々にカフェができるといいですね。彼女とは大井町のホームで別れた。

帰宅すると、玄関の前でなつが待っていた。家の中に入れてやると、「ミャー」と鳴いて、かまってアピールをする。私がすぐに二階に上がることを認めない。はい、はい。

一階の和室の椅子に座って、しばらくかまってやる。

夕食は秋刀魚の開き、ベーコンとブロッコリーの炒め、サラダ、卵と玉ねぎの味噌汁、ご飯。 

夕刊(読売新聞)に2月3日から澤田瞳子さんの夕刊小説『落花』の連載が始まるとのお知らせが載っていた。澤田さんとは去年の夏に彼女が準備中の新聞小説の取材で関東にいらしたときにお会いして、「まやんち」でピーチメルバを食べ、「phono kafe」でランチをした。そのときすでに「SKIPA」には行っていたので、もしこの3月末までに「カフェゴト―」に一緒に行けば、誰もやったことのない同一年度内のグランドスラムの達成となる。しかし、新聞の連載が始まってしまうと、それは難しいでしょうね。

長丁場のお仕事、どうぞ健康に留意して、頑張って下さい。楽しみにしています。

 

ランチをたくさん食べたので(「ノチハレ珈琲店」のマヨ玉トースト!)、ウォーキング&ジョギングでカロリーを500グラム分ほど燃焼させる。

2時、就寝。