フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月6日(木) 雪

2022-01-07 12:05:44 | Weblog

8時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『カムカムエブリバディ』。るいのワンピースの色とジョーのジャケットの色が同系統のピンクであった。こういう偶然の一致は心ときめくものがあるだろう。

10時に病院の予約があるので家を出る。

東急プラザの屋上観覧車は「幸福の観覧車」という名前が付いている。「幸福の裏側」を見る。

20分ほどで処置室に呼ばれたが、看護師さんに包帯を外してもらって医師が来るのをまっている時間が長かった(30分ほど)。前の患者さんに時間がかかったからだ。処置室は複数のベッドがカーテンで仕切られているだけなので、会話が聞こえてくる。なかなか大変そうである。

会計を済ませて外に出ると雪が降り始めていた。予報よりも降り出しが早い。蒲田駅の弁当屋で崎陽軒の赤飯弁当を買って帰る。

1時から大学院の演習の予定であったが、発表者がインフルエンザにかかってしまい、中止となる。コロナでなかったのは幸いである。コロナも早くインフルエンザのようにかかっても薬(タミフル)を飲めば数日で治るものになるとよいのだが。

昼食は赤飯弁当。

雪はますます降っている。

町がどんどん雪景色になっていく。

チャイにとっては初め見る雪である。

感想は? 

「雪とは、空から降って来た、この白くて、もろくて、水に溶けやすいものの前での私の驚きのことなのだ」

メルロー=ポンティ―『知覚の現象学』の受け売りですね。

年賀状が数枚届いた。「宛先不明」で戻って来たものが一枚入っていた。私が住所を誤記したのだ。

正しい住所で書き直したものを近所のポストに出しに行く。

東京で雪が降る、まして積もることは珍しい。

雪の女塚通り商店街。「蒲田カフェ」がやっていれば雪見カフェといきたいところだったが、残念、木曜は定休日。

夕方、東京のコロナの新規感染者の発表があった。641名。昨日が390名で、一週間前は64名であった。増加のペースが尋常ではない。重症者の人数がそれほど増えていないのがせめてもだが、これとて感染者の人数が多くなれば、当然、増えていくだろう。

明日のゼミは対面の予定だったが、オンラインに切り替えることを学生たちに連絡する。年度末のゼミは対面でやりたかったが、いたしかたない。

夕食は鶏鍋。

ご飯の上にはおせちの名残の黒豆。しょっぱいものと甘いものの組み合わせは相性がよい。

食事をしながら『プレバト』を見る。本日の俳句の第一位は、

 冬天よ母を泣かせて来る街か 福田麻紀(3時のヒロイン)

反対する母をおいての上京。下積み時代を詠んだ句である。夏井先生をして「久しぶりに本物の句に出会った」と言わしめた作。

次週から俳句のタイトル戦、冬麗戦が開幕する。

あれこれ授業の準備。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。