8時半、起床。
カレー、トースト(プレイン)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『カムカムエブリバディ』。今日の主役は試着室である。ジョーが試着室の中で着替えているとき、カーテンの外で(しかもカーテンに背を向けて)、るいがジョーへの思い(プロポーズへの返答)をする場面。相手を見ないで(相手から見られないで)告白をするのは教会の懺悔室に似ている。そして、るいが試着室の中に逃げ込んで、カーテンを開けたジョーに背を向けて、目の前の姿見の鏡に向かって前髪を上げて額の傷を写す場面。鏡を媒介にすることで、告白(私の額には傷があります)の生々しさは緩和される。観られているのは生身の私ではなく「鏡の中の私」であるからだ。さらには、るいとジョーがカーテンを閉めて試着室の中でキスをする(たぶん)場面。公共的な空間(店舗)の中に周囲のまなざしを遮断した親密な空間が作られた。大道具や小道具が効果的に使われた演出だった。
昨日のブログを書いてアップする。
昨日お会いしたナオコさんもご自身のブログに昨日のことを書いています。→こちら
病院へ。今日は1時間以上待たされた(ずっとゼミ論文を読んでいた)。医師は私の患部(右手の小指の爪)を診て、「はい、今日で診療は終わります」と言った。あとは新しい爪が生えてくるのを待つだけである。爪が生え代わるってどんなふうなのかしら。歯が生え代わるときのように(といっても記憶は薄いが)古い歯がグラグラしてきてポロリと抜けるのだろうか。
「ちよだ鮨」で握りをテイクアウト。
帰宅して昼食。
夕方からのゼミの準備。日の暮れるのが少しずつ遅くっている。
4時半からゼミ(オンライン)。最初の1時間は3年生だけのゼミ。インタビュー調査の進捗状況の報告会。
5時半から4年生と合同で、ゼミ論文の発表会。本日の発表は以下の5件。
絵日記ブログというメディア
孤独は新たな幸福の物語になりうるか
就職活動過程における「人生への意味付与」の変容
原子力発電所に関する住民投票の実施成否の比較検討
外見重視社会と劣等感
発表時間は質疑応答含めて各30分で、予定通り8時に終了。質問者の役割を務めた3年生はここで退出。残った4年生(とくに本日の発表者)にゼミ論文の書式上の注意点をコメント。最終的に8時半に終了。
夕食は鮭と野菜のレンジ蒸し、明太子、玉子とタマネギの味噌汁、ごはん。
食事をしながら『ゴシップ』第2話(録画)を観る。妻はすでに先に食事を済ませて、3階の仕事部屋に上がっているので、『ゴシップ』は一人で観る。
「一人で」と書いたがチャイも一緒である。チャイは最近、私の布団の上で一緒に寝る。「チャイはタカジさんのことが好きなのよ」と妻はよく言う。「女の子だから男の人が好きなのよ」ともう言う。そうなのだろうか。たしかに前の猫(はる)もその前の猫(ぐう)もオスだったが、妻の布団の上で寝ていた。ごはんの世話をしているのは自分なのに・・・という愚痴のようなものが妻の口調には感じられる。かまって(かわいがって)やっている時間が私の方が長いからだろうと私は解釈している。私は書斎にもチャイを入れるけれど、妻は仕事部屋にはチャイをいれないのである(イタズラされては困るものがたくさんあるから)。
本日提出されたレビューシートのチェック。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
2時過ぎに就寝。今夜も、私が布団に入ってしばらくすると、居間にいたチャイがやってきて私の布団の上にのった。