嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

トレンチコートのディテールを観察する(爆) その2 エリのシェイプ

2009-04-22 19:52:00 | コスメ・ファッション

000420_027 ヲタクねたご容赦(爆)。トレンチコートのエリは基本的に立ててご使用ください、ということになっております。

それもポロシャツみたくピンと立てるのでわなく、湾曲させるように立てる、んま、このあたりは実物を手にしてやってみてつかあさい(爆)。いうまでもなく、風雨の吹込みを防止する目的ですが、雨中を延々歩く、という場面ではともかく、現代社会においては、なかなかないシチュエーションだと思われます(爆)。

ところで画像はバーバリーのエリを後ろから見たところ。衿の上部はストレートにカットされています。同様のアングルでアクアスを観察してみますと下の画像のように立体的なカーブを描いております。襟そのものも生地が厚めなせいで湾曲させて立てることができます。着心地にどう影響するのかは一目瞭然。襟周辺のフィット感は防滴性能に直結しますから、襟のシェイプだけを見たときにはアクアスのほうが上だ、といえるでしょう。

000420_026 ステッチの幅もアクアスは抑え目。バーバリーはズドンと太目のものが大胆に通されていて、いさぎよい。このあたりも全体の雰囲気に効いています。オトコらしいのがバーバリー。どこか都会的で洗練されているのがアクアスキュータムだ、というのは一般の通説ですが、なるほど、と思わせてくれるディテールの違いでつ。けれど、生地の厚み、というのか着たときの重量感ではアクアスの圧勝。つまりは素材のコストダウンをステッチその他のディテールをハデにすることで補っているのがバーバリーの本質なのか?と疑いつつさらに痔号へ(爆)。


Story of ・・・カルティエ特別展開催中!

2009-04-22 19:25:50 | コスメ・ファッション

1239963830_2  S.I.H.H.(ヂュネーブ・サロン)で内部のムーブメントからの一貫生産、つまり「マニュファクチュール」宣言をしたとして大騒ぎになったカルティエですが、出品作品を眺めているとそれだけのことはあるか、と感心しきりな昨今。が、カルティエの一貫生産となったときには、おいそれと手がでないわい、となりそうなヨカーン(爆)。

そんななか上野の国立東京博物館でカルティエ特別展開催。出品リストには1915年製のサントスや25年製のタンクL.C.(ルイ・カルティエ)も含まれる模様・・・大方の関心はジュエラーとしての作品群でしょうが、カルティエの庶民ラインのトケイファンとしてもここは見逃せない。高速道路1000円セールの日を選んで出向いてみるといたしましょう(爆)。

会場監修はインダストリアルデザイナー、ヨシオカトクジン。たしかアマダナなんかで売った人でしたっけ?そのあたりからして、興味深いです。


そんな季節 うどのお刺身?

2009-04-22 18:20:34 | 食・レシピ

000428_002 とれとれのうど!!ご近所さんから頂戴いたしました(感謝)。半径1m以内に近寄るとそこはかとない独特のカヲリにつつまれてタマランチ会長(爆)。うどの収穫の瞬間は忘れがたいです。ここだ~、というので、教えられて鎌なりスコップなりをザクっと地面に突き立てますとあのえもいわれぬカヲリがぷ~んと、ね。

せっかくなのでカルパッチョに添えてみたり、冷製ポタージュなどに仕立ててみましょう。うどのカヲリはビミョーなので火入れをする場合は気をつけないとカヲリが飛んでなに食べてるんだか、ということになってしまいますから要注意(爆)。とりあえずは生でかじる、に一票!

木の芽も出てきましたし、いよいよ信州はベストシーズンに突入です。当ホテルのテラスもオープンいたしました(爆)。ご朝食のお客様に大好評です。ご予約は0267-62-0251 おいまつえんまでどうぞ。