ジャーン!!画像が件のローファー。正確には27年目に近い26年もの(爆)。バリバリの現役で、いまだに3日にいっぺんは活躍させておりますがなにか。
これ見て、にやりとなさったお方、40代ですね(爆)。そう、バスのウィージャン、あるいはオールデン・フォー・ユナイテッドアローズのコードバンローファーのもろコピー(爆死)を恥ずかしげもなくおこなっておりました正真正銘の日本製靴製でございます。発売当時はこのモデルでも確か25000円程度の正札がついておりましたが、学生の分際でなものに手が出るわけもなく、今も東京 八重洲に健在のリーガルシューバーで9800円で購入したのを今でも鮮明に思い出します。たとえコピーだろうがなんだろうが、お宝っした!
一見ピカピカでどこが四半世紀なんだ、と思わせてくれる外観のコンディションですが(爆)、そこはそれ。ミガキをたの私の靴はだいたいがこんなもんです。が、内情はキビシイでつ。まずは画像のモカステッチの破れと甲革そのものにヒビが・・・いうまでないですが、靴で一番ストレスがかかる部分ですから致し方ないですが、ここは直らないかもね。甲のベルト部分にはさんだ1セント硬貨はお約束。いまぢゃさすがにやりませんが、この1セントすら靴を磨くたびに取り出してタバスコふりかけてピカピカにしてましたもんね(懐)。
ソールはもう3枚目。つまりかかとと靴底をまるまる交換した、ということです。25年に2回ですから、使用頻度を考えればまあこんなものか。クルマと一緒でサスペンションOHをしないと本来の性能を発揮できなくなるのはクルマも靴も一緒でつ(完全意味明瞭)。
靴底はごらんのようにペナペナで靴先に沿うように変形してしまっていますが、じつはこれがローファーのお宝なのです。歩きやすいことこの上ない。ウエルト(コバの張り出し)もここまでくると劣化というよりも「風化」が始まっており、ヒビが全面に入っています。ここまで履けば靴もオーナーも本望、ってなもんですが、何度でも交換が可能だ、というグッドイヤーウエルトの靴な訳ですから、製造元がもうだめだ、捨ててくれ、というまでは履き続けてみたいものです。
リーガルトーキョーの反応がタノシミっす・・・とニヤニヤしておりましたら、先日注文したコンビのギリーが完成した、との電話がぁ~。ううむ、なんというタイミングのよさだ!早速明日出向いて参ります>リーガルトーキョー
中敷もしたがって3枚目ということになります。2枚目はムリをいって、ラルフローレンのロゴが入ったやつですた(爆)。現在ではこれですが、これすらも長年のあいだに私のアシで磨かれてこの始末(爆)。オールソール交換、モカ縫い、中敷き交換ともなれば、クルマでいうとサスペンションOHどころでわない、いわゆるフルレストアなわけですが、クラシックなアイテムというのはこうしてかわいがるものです。続報を待て(爆)!