嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

ユニクロとブルックスブラザーズ・・・

2010-04-15 11:51:02 | コスメ・ファッション

Unibrook1_3ユニクロのNY店はSOHO(South of Houston St.)にあって、こちらへは去年の夏に出向いてみましたが、まあ普通のニギワイ。が、なんと最新ニュースによれば5番街に2号店出店決定なのだそうな・・・

ま、ここまでは別に驚くことわない。安いしね~、モノ、普通だしね~、イキオイあるねえ~、程度なニュースのわけですが、NYでの出店先があのブルックスブラザーズの跡地、というのをきいてたまげますた(爆)。たしか銀座のワシントン靴店が入っているビルでも同じことがおきていたはず。

ううむ、なんだか象徴的な出来事ですが、ブルックスはニッポン、NYともに丸の内、マディソンという所謂、ビジネス街に旗艦店を出すにあたって、店舗を集約するという「言い訳」をなさっているところまで共通しているぞ。

ブルックスが役割を終えた、とは思えないが、製造元がユニクロと大差ないレベルなのを隠し切れていない(爆)。なのにあのブランドタグのみで10倍の値づけはそりゃ苦しかろうて、と(爆)。

が、いまだにブルックス信仰はあの雑誌「POPEYE」が巻き起こした第2次アイビーブームに踊った(爆)私のなかには強く残っており、あんまり良さがわからないくせに(滝汗)オウンメイクのポロカラーシャツ(いまでいうボタンダウンシャツの元祖っす)を見かけると買ってしまう、悲しいサガは直らないぞ(ばか)。気がつけば無地、ストライプのオックスフォードだけでも20枚はあるのでわないか・・・振り返れば80年代中盤の当時でも一枚10000円~15000円は軽くしていたからそれなりの投資であったことよのう・・・(とほひめ)。でもいまだに当時のあのカッティングを着ていると笑われるそうですね(汗)。

Brooksbros1_2  ユニクロのボタンダウンも実は同じかそれ以上の数を持って実際に着ていますが、機能、着心地、品質、それぞれ値段ほどの差は感じられないのが現実。が、ブルックスのBDみたく着てみてもルンルンしない(死語か)。2000円だし(爆)。

ユニクロで両手一杯に買い物して帰宅してもあんまりうれしくはない(爆)、や、そりゃちょっとわうれしいがワクワクはしない。ヘタするとなに買ったのかもすぐ忘れてしまう程度な一方、(爆)、ブルックスの例のあの紙袋を両手に抱えて青山通りを行進した(ばかまるだし)のはいまだに一生の思い出となっているなあ、と・・・ブランドのチカラというのは実はこういうことなのでしょう。

件のブルックスもここ10年来の売り上げの急落にあわてて、ブラックフリース・ラインというすっ飛んだ超高級モウド系ラインを創設しておられるようですが、珍妙なこと、この上ない。アンタいつからプラダになったんだい、と(爆)。二兎を追うもの一兎を得ず、の例えとならなければよいが、と願うばかりな昨今・・・そいえばマディソンのポールスチュアートも閑散としてましたよ~、セール中なのに・・・