あのプジョーからコンセプトカー出来!!市販化は秒読みでしょうが、このスタイル(爆)!・・・うちのクルマになんか似てないか(爆)。とくにサイドヴュー!張りを持たせた曲面使いがまず効いている!現行のTTとは逆の、張りをもたせてRをつけた初代TTふうの面使いです。
フェンダーアーチを使ってホイールを可能な限りでかく見せるあたりはパクリといわれても仕方がないか。リアデザインがどこか破綻しているあたりまでTTそっくり・・・テールレンズまわりにはニッサンZも入っているぜ(爆)。
リアウィンドウに曲面を持たせたあたりもがんばっていますね(嬉しかったりもする)。ダブルバブルルーフの曲面をそのままリアガラスまで反復させたあたりがrczのハイライト。戦闘機のキャノピー云々という解説がつきそうですが、実際に乗ってみるとどうなのか・・・TTのように限界までウィンドウグラフィックをいじって雰囲気作りに効かせる、くらいまで追い込んであるとすれば「世紀のデザイン」となるでしょうが、インテリヤ全般にはベースの308臭が漂っているか。このあたり、初代TTのベースとなったゴル4シャーシにはなんといってもあのピエヒのテイストこれでもか、だったせいで着座位置の低さからはじまってすべてが「スポーツカー風」だったのは、ゴル4としては?だったがTTとしては幸いだったと思う。
が、似ているのは実はこのホイールアーチ、グリーンハウス、ボディのボリューム配分まで。細部を観察すると、TTのシンプリシティとは対極にあるラテンデザインの嵐。まるで「オロチ」みたいだ(爆)。
屋根もダブルバブルのザガート風。同じラテンの、どこかイタリヤンカロッツェリアぽいが、私には「TTぢゃないんだかんね~!」としきりに主張しているように見えてしかたがない(爆)。アルミ?あるいはアルミ風仕上げされるらしいルーフが描く半円はマサーニ、TTのそれ!なのにはたまげますが、マスクがここ数年のプジョー名物「壊れたびっくり顔(爆)」で再びたまげます。パリでも浮きまくるはずのあのマスクはどこにいてもびっくりされる→交通安全に寄与、という図式なのか?パリ以外はどこいってもイナカなフランスのプロダクツとしてどうなのか?そいえばさいきんのルノー顔も壊れてきてますね~。トレンド?
インテリヤ方面ではどこまでいっても空前絶後のつくりこみだ、といわれるTTが負けるハズがないのですが(重度のひとりよがり)、走り方面、どうなのか?308ベースだとあんまり興味も湧かないが・・・YouTubeの動画によればダッシュのトケイにはBell&Rossのロゴが垣間見えます(驚)!
TTのコンセプトカーのリリースからはすでに13年程度は経過したところに、こんかいのこのrczのリリースは初代TTのデザイン性が衰えていない証拠ともいえる(自己満全開)。クルマは古くなったが・・・(爆)。TTはゴル4シャーシのポテンシャルを生かしつくして最終的には狭角V6+4MOTION+DSGに最先端デヴァイスてんこ盛りで先進的なスタイルに見合う内容を盛り込んで完結したわけですが、このrczも外観に見合う内容を伴う、までになるのか、興味の焦点はそこ!308シャーシつかいまわしのオサレなセクレタリーズクーペ、というコンセプトだと2年半で終わりになるでしょうが、どうつなげるのか?
あと、モンダイなのはrczが登場したというのに現行TTなど話題にもならない、という点かもね~(限りない優越感・・・ひとりよがりヒラにご容赦)。