画像は26年前にアメ横(懐)で16800円も払って買った「英国製」蕨(爆)。モデル名「ナタリー」。
そろそろ冬靴をしまうか、というわけでミガキを中心とした「マツリ」を敢行しておりましたんですが(ばかともいう)、このナタリーは26年目の今年もバリバリの現役。ご存知の方も多いかと思いますが、ナタリーは画像のようにかかとまでソールが回り込んだ独特の形状がドライバーにウケて、まあこれか、アディダスのカントリーか、というくらいに人気のドライビング向けシューズの代表格といってよいでしょう。イタリヤ製のcar shoe がほぼ同形状のコピーをやらかして、物議をかもしたのもキヲクに新しいです。car shoeは一足40000円しちゃうのにたいして、こちらはなりふり構わぬ中国生産となって流通価格、ならびに品質は暴落気味・・・ソールに80年代ものでは天然ゴムを使っている関係で冬場の冷間時にはカチカチの履き心地なのですが、それもいまとなってはステイタスか(違)。
さて、そんな愛着タプーリのナタリー、今年は特に酷使したせいでしょうか(反省)、いよいよサイド部分がご覧のようなザマとなってしまいますた・・・ううむ、だいぶ革も伸びてきちゃったし、ソールもいちぶ接着がとれています。ソールに刻まれた意味不明のパターンなどはとっくになくなっておりまして、濡れた床などでは危ないことこの上ない。
まあ、来年あたりには中国製の新品、あるいはシャレでcar shoe にでも手を出してみるか、となりそうなコンディションですが、靴ヲタの私といたしましてはこのコンディションは許せない(きつぱり)。一連のお手入れグッズを総動員して蘇らせてから収納、と(エコか)。
スエード専用シャンプーで汚れを落としてから、やはり専用のスポンジでクリーニング。さらに栄養スプレーを吹き付けたのちにブラッシング、というのがルールですが、1工程ごとに時間を置くのがスエードのお手入れの鉄則でございます。仕上がりは3日後。お楽しみに(爆)